迷えるイカ記

ロック、イラスト、そのたいろいろなものがたり

枯れ木、参考書、粗品

今年の冬から夏にかけてブログをさっぱり更新していなかったけど、秋冬あたりから、以前どうりの頻度で書いている。できればこの調子で続けていけたらな。(と言う事でペースを乱さないように一記事書いておくか)

年末年始が苦手ということをうんざりするほど書いているようだけど、多分自分のトラウマの一つのような記事を見かけたので紹介。

成績が悪いからサンタがこない

anond.hatelabo.jp

私は決しては成績が悪いとかじゃなくて、そもそも私は小学校の成績も5段評価の3が多いものの4も5もあったので普通オブ普通で、学校もサボらず普通に通ってたし通信欄も「おとなしいけど、真面目」と言う評価で、目立たない程度の普通の良い子だったんだろけど、もっと5とか4が増えないと、「枯れ木」じゃないにしろ、粗品みたいなのだった。一応希望みたいなのは選ばされてたような気もするけど、もう忘れた。クリスマスの存在そのものも一緒に忘れた方がマシだと思う。記憶というのは残酷で過去から自分を傷つけにくる。なぜ自分が自分を?

小学校の通知表の成績は私の時は相対評価だったので、他のクラスのメンバーの評価によって変わってくるから、子供がどんなに頑張ったとしても、評価が3になったりもするし、これが普通の家のやることなのかそうじゃないのかもわからない。だってウチは普通じゃない。でも枯れ木でないにしろ、欲しくもない参考書もらったバージョンもあるというのはTwitterで見かけた。ネットの海は広大だぜ。

中学になったら私は成績も良い方だったけど、うちにはお金が無いからみたいな雰囲気もあり、それは仕方がないとしても、私の親には、「期待通りに賢くなったから、望むなら奨学金とか使ってでも行けるとこまで行こう」みたいなそういう、こころざし的なのも無いし、子供の進路希望を熱心に聞くという心構えも無いのに、こういった事を色々とやってたのよ。粗品が嫌というよりも、そういうとこにも私は親に心底うんざりしているのです。

私の親にとって、家族なんて粗品みたいなもので、子供なんて、いつの間にかできたおできが大きくなりやがったみたいな感覚だったんだと思う。なんかもらったから役に立てばいいなぁみたいな。

粗品事件とか一見常識的なことやっているようなんだけど、機能不全家族っていうのは、普通そうな芝生の下には地層のように取り繕った常識というモノの間に嫌なことが季節のイベントのように潜り込んでいるのさ。(だから発見されにくい)

クリスマスとかに何かもらったり、あげたりするのが苦手なのはそう言うトラウマかもしれないと私は思うわけです。

今年の私はというと、プレゼントと言う事にしていいのかどうかはわかりませんが、私のギターを夫が今使って練習しているので、弦を交換しました。私のと言っても夫が練習に使っているので、交換していいか?と確認してから取り掛かりました。

Youtubeに弦交換するならついでにギターもいろいろ磨いてから、特にフレットを磨くといいと言うことで、養生して楽器の金属を磨くクリームで丁寧に磨きました。

ボディーは塗装しているものにも使える磨くやつで磨いて、筆で埃をとったりして全体的に綺麗にして弦を交換しました。

ぼっちざろっくの歌詞にもあるエリクサーという弦らしい。夫が、いいやつがあると言ってたので、とりあえずこれ。多分高級なんだろうけど、せっかく頑張って練習しているからね!

太い弦の方が大変かなと思いましたが、案外1弦から3弦までの細い弦が手もキレそうだし滑って難しかった。私はこういう作業が好きだし、一度やったら切れた時にも慌てずにできるし、背中が凝りまくった以外は楽しかった。

Youtubeによると張り替えてすぐにチューニングが安定する訳ではないらしいが、夫によると触り心地も良くなって、音も倍音がすごいと言ってました。

まぁ、悪くなっていなければOKでしょう

本当はこんなことしなくても、小洒落た手袋とかでも夫は多分とても喜んでくれるんだろうけど、心のどこかで、粗品を貰ってた悲しい思いと、手袋でも大丈夫かみたいなものが、ぐにゃぐにゃに回って曲がってこんがらがったギターの弦みたいな感じに、全く関係のないもの同士を繋げてしまってるんだと思う。

ばいちゃ