novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

「BanG Dream! Ave Mujica」という地獄のようなアニメが始まった

コロナになって手持ち無沙汰になったときに始めた「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(通称ガルパ)というスマホの音ゲーをきっかけにメディアミックス展開されてるアニメを見たりライブを見たりしたりしてたんでその流れで見てたんだけど、2022年の冬アニメで「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」の中盤以降の展開がかなり話題になりましたね。女子高生バンドを描いたアニメとしては過去最高にドロドロしていて、だからこそのものすごいカタルシスのあるクライマックスを迎えてみんな号泣、というね。いやあれは凄かった。音楽やってる人には結構刺さったんじゃないかな。まあ楽器うますぎるとか曲うますぎる(あえてこういう)とか、その世界にきわめて男の影が薄い(父親がかろうじて何人かいる)上に名門お嬢様学校の高校生が夜な夜なライブしてても不良と見なされないみたいなファンタジーではあるんだけど、まあ。
んで、その最終話が全話で大団円?を迎えた後日談を描くかと思いきや、途中で出てきた重要な登場人物が極めて不幸な背景を背負ってそれでも何かを成し遂げようとする予告編(不穏of不穏)で終わるというまあ続きはよ案件だったんですが、ついにこの1/2から続編「BanG Dream! Ave Mujica」の放映が開始されました。そして待っていたのは地獄…

どうやってもネタバレなので、ここでは内容は書かないけど、MyGOの方で上げきったハードルを安々と乗り越え…じゃねーな、蹴散らしていった第一話でした。えええ?ってなった人がほとんど。
んで、これ先行上映があって3話まで先に見てる人いるのよね。曰く、「2,3話はもっと地獄だ」って。えええ?あの1話からノンストップ地獄レベルアップなの?やべえじゃん。しかも漏れ伝えてきたスタッフの声によると「4話はもっと地獄」らしい。これは視聴者が死んでしまいます…

というわけで、MyGO!!!!!の方見てない人はそっちをアマプラでもなんでも良いのでとっとと見てきて衝撃に備えて欲しい。あ、あと、プロセカの最近の展開できついとか言ってる人たちは見ないほうが良いです。

ところで、「BanG Dream! 」に出てくるバンドの人の名字はほぼ東京の地名から構成されているんだけど、今回のAve Mujicaの人たちの名字はそのへんがはっきりせず、そこもなにかを暗示している気がしてならない。以下余談的に。

一番説得力のある見解は今のところこの人のものかな?


曰く、「元CRYCHICの2人は豊島区(旧高田若葉町、旧高田豊川)、他3人は目黒区(祐天寺、旧八幡、三角山)が元ネタと思われます。」

関係の深いMyGO!!!!!のメンバが豊島区の地名だから、には説得力があるけど、問題は今この地名が使われてない(それを理由に付けてるとしたらちょっと悪意がなあw)ということ。あと、三角山も地名ではない。
若葉は新宿区(四谷のあたり)に地名がある。豊川をとがわと読む事例は全国的にも無くて、いちばん有名なのは豊川稲荷のある愛知だよね。実は豊川稲荷は港区に東京別院がある。祐天寺を地名ではないと捉えると、八幡もそうだし実は寺社仏閣から取られているのでは、と思わなくもないけど、若葉って名前の寺社仏閣が見当たらないんだよね。三角は寺も神社もあるし、キャラの設定が主人公(豊川)とその別荘地で出会ったとなっているので、東京の地名やなにかではない、という可能性もあるよな。そうなると若葉が一番わからない…
一応、豊川稲荷別院のある元赤坂と新宿区若葉は隣接している。そしてその隣接地域に八幡神社はある。それに限らず、八幡海鈴というキャラはベーシストとして数多くのバンドに参加している(=東京都内に八幡神社は山ほどある)。祐天寺にゃむというキャラは高校生ではなく、動画投稿者であり、バンドリ世界の基本フォーマットである、基本的に同級生または隣の学校の生徒で組まれているバンド(それもあって地名由来の名字を特定の地域に寄せてるという設定なんだろうけど、そもそもその中の1バンドであり、年齢も出身も学校もぜんぜん違う集まりのバンドであるRASがこの原則を離れている。その裏話はちゃんと明かされていない)という部分から逸脱しているから遠隔地でも構わない。三角は先述の通り、出会いの場所が東京(明確にはされてないけどまあ東京が舞台ってことでいいでしょう)ではない。これで若葉に寺社仏閣感があれば完璧なのになー。

そう考えると今回のAve Mujicaは既存フォーマットと異なる部分をきっちり「違うものとして」踏襲しているのかもしれない。それで深読みさせようとしているのか、とにかく曖昧な感じが強いんだよな。これが全話見たときになるほどそういう関係性の話だったのか、とかにつながると面白いんだけどね。

2024年私的ラーメンランキング

はい、極めて私的なランキングの始まりです。このランキングには強く以下の要素を含んでいます。

  • 個人的な行きやすさ(家から近い、会社から近い、よく訪問する場所の近く、等)
  • 納得のお値段(安い、高いけどこれなら、等)
  • 単純な好み(毎年ちょっとずつ変わります)

第一位 らぁめん ご恩(野方)

いやもうずっと行きたい。家から近所と言っても最寄りじゃない方の駅の踏切を超えて更に5分以上歩く先だからチャリで行けば近所くらいではあるけど。
ここも開店当初よりはだいぶ値段も上がってしまったけど、それでも食べたい。イチオシは全部です。
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第二位 横浜豚骨醤油ラーメンYOLO(江古田)

去年は家系探訪に明け暮れた一年だった気もしますが、ようやくゴールに辿り着いた感じがします。まあ、近くて入りやすいってのが一番よいんだけど。他にも五丁目ハウス(中野)、豚骨 蒼翔(東高円寺)、ラーメンチョップ(西東京市)が個人的には好きですが、一番行きやすくてバランスもよいこちらを選出
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第三位 ラーメン二郎 桜台駅前店(桜台)

二郎系も色々食べてみたんだけど、やっぱりここに落ち着いてしまうんですよね。巷で高評価の他の二郎は味がこすぎだったりチャーシューがデカすぎだったりするのがいかんのです。野菜ももやしだけじゃないバランスがちゃんとしているし、麺も変にわしわししていない(あのわしわしを過剰に求める人の気がしれない)。非乳化じゃないのをやってた日のやつも良かったなあ…
ただ、店主がちゃんといないとか、味のブレがでかいとか、良くないところもたくさんあるし、最近なんか行列長い気もするし、そういうところはなんだかな。あとこのテナントそろそろ限界では…?
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第四位 破壊的イノベーション(西早稲田)

店主にクセがありすぎるのでなんというかもうちょっと色んな意味で安定してほしいんだけど、ともかく濃厚煮干しの暗黒面を全て詰め込んだようなラーメンは唯一無二になってきていると思います。行くたびに濃くなってる気がする…亀戸のつきひもようやく訪問して、なんというか濃厚煮干しにもバランス感覚というものがあるのだなあと思わなくもなくなってきたんだけど、そういうの良いから、みたいなラーメンに惹かれてしまうのです。
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第五位 燦燦斗

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いやあ、ずっと行きたかったんだけど行けてよかったです。生きづらいのが非常に残念。若干時代に置いていかれている感はあるけどそれが良いよね。進化しないと飽きられる、と言われがちだけど、このクオリティなら後に足すものも引くものもなくないかな(別のラーメン作るしかない)。そういう意味では大山のおさだも行ってよかった。

初訪問で印象深かったラーメン屋

番外編みたいなものですが、よっぽど機会がない限り遠くて二度と行かないだろうラーメン屋たち。近くにあれば行きたいんですよ?あるいは、印象は深かったけどNot For Meだったもの。
上記で出てきたところ除く。

  • 良温(土浦) 普通なのに不思議な味。美味い
  • 地球の中華そば(金沢文庫) 高品質感がすごい
  • だしと麺 遊泳(東高円寺) もう一度は行く
  • 池田屋(高田馬場) もう良いかな…インパクトはすごかった
  • あさひ町内会(板橋区役所前) もうちょっと空いてたら通うんだけど…
  • 麺屋たいせい(中野坂上) リピートしたいような好みじゃないけどガッツリ美味かった
  • ちばから(市原) これもそこまで趣味じゃないけど人気が納得な旨さ

お世話になってます/なりますなラーメン屋

会社や家に近い、上記ランキングに入ってないけどリピートしてる/したいお店

  • 中華そばと餃子(浜松町/大門) なんか評価が低すぎな気がする。美味いよ。
  • ハちゃんラーメン(浜松町/大門) 会社の近くなのが良い。クオリティ安定中
  • MENクライ(浜松町/大門) 会社の近く(ry
  • まるよし商店(桜台) 昼しかやってないので出社が基本になる今年は行く機会が減りそうなのが残念

他にも多数あるけどきりがないのでこのくらいで。

2024年エントリの振り返り

明けましておめでとうございます。
去年は比較的Xに実験的に色々書いてみたんですが、文字数制限とか編集できないとか、色々問題もあるので今年はやっぱりこっちにもうちょっと書こうかなと思っています。
というわけで、あんまり書いてませんが振り返り。

「ペットは家族」なら飛行機旅行に一緒に行くな - novtanの日常
新年早々悲惨な話が続いた昨年の1月でしたが、まあなんというかこの手の話も今年はだいぶ冷静に受け止める人が増えた気がしています。炎上するのは一部のアホだけなんだなあとあらためて思うんだけど、その炎上のときの火のデカさは年々大きくなってる気はする。

我々の愛したGoogle検索はすでに死んでいる - novtanの日常
僕らが期待しているGoogle検索についての補足 - novtanの日常
これ、このタイミングでそう思ったと言うよりはずっとそう思っていたのがいよいよ総括できるレベルだなーと思って書いた気がする。年一回くらいはこのくらいブクマもらえるエントリがあるので今年もなんかあるといいですね。

生成AIがもたらす「現実っぽい何か」を我々はどう認識すればよいのか - novtanの日常
AIについての課題なんて結局権利がどうとかよりもフェイクが簡単に作れるようになり、物量で世界を塗り替えられることに尽きると思うんだよね。これはモラルでは対処できない(なぜなら、それをやるのは悪い奴らだから)のだけど、ビッグテックが世界を救おうと考えているとは到底思えないのが絶望的だよね。紙の本に戻るしかないのか…
物理的な制約が取り払われることの危険性はインターネットそのものの課題でもある。フリーランスエンジニアを装った北朝鮮の工作員なんてまさに物理的制約から開放されたからこそ存在できるなにかだよな。

2024都知事選挙について雑感 - novtanの日常
茶番だったわな。仮に最悪の事態になっていたとしても、「自分たちが選んだ結果なんだから受け入れろ」という話なのでもっと投票率は上がって欲しい。

Apple PayでのiD不正利用について考えてみた - novtanの日常
これ未だによくわからないんだけど、「退会したのに使われる」なんて明確に不正使用なわけじゃん。オーソリしてないから止められないっておかしいよね(そんなこと言ったらカード番号流出したときに加盟店がグルになって決済しまくる、みたいなのも補償されなくなるでしょ。なんでこれだけ利用者が被害を被るわけ?)

面白い仕事ってなんだろう - novtanの日常
やっぱりさ、ずっとやっている仕事に対してはプライドを持ちたいわけですよ。なのでクソ決済システムには永遠に文句を言い続けるよ。

公平感と平等について - novtanの日常
個人的には去年書いた中でもかなり重要なエントリ。差別と不平等ってのは必ずしも地続きではないし、普通に暮らしていると思っている人も案外なんらかの特権を持っていて、それを手放すことを拒むんだけどそれは当たり前の話なんだよな。他人の特権を奪うことばかり考えていてはいけない。

ITエンジニア時間外に勉強するべきか問題2024 - novtanの日常
エンジニアに限らないんだけどさ、高い待遇を求めるんであればそれに向けて仕事の外でも努力するってのは当たり前の話よ。だって高い待遇は限られたパイの奪い合いなんだから、ライバルを出し抜く努力もナシに得られるのは才能が突出している人だけだよ。現代の良いのはそこまで高い待遇を求めなければ仕事の時間だけでも充足した人生を送ることができる会社「も」あるってことくらい。

情報に高い値段がつくのは情報を喰ってるやつがいるからだ - novtanの日常
これもインターネットの功罪の話だけど、お行儀の悪い人たちがお行儀の悪いまま生きていけるシステムが出来ていること自体が我慢ならんというか、デジタル庁はもう地方のシステム統一に失敗してやること減っただろうからこういうのにメス入れる仕事しなよ。警察は頼りにならん。

リモート回帰についての雑感 - novtanの日常
出社は嫌じゃないし通勤も嫌じゃないけど満員電車は勘弁な。あと、みんな出社すると会社付近のランチのキャパが完全に足りない…

後はラーメンの話とゲームの話しかしてませんね…

去年はAIが現実にかなり活用され始めて、一方で限界も見えてきて、更にその限界を突破しようとするものも見え隠れする一年でしたが今年はさらにAIの話題が多くなる気がしています。生成AIの是非みたいなのは話が荒れがちだけど、個人的には著作権の問題よりは、ここでも何回も言及している「フェイク」の問題にもう少し切り込んでいきたいです。

今年もよろしくお願いします。