杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・「自殺」についての番組が集中的に

2009-11-29 14:57:01 | å ±é“・情報
http://www.nhk.or.jp/heart-net/mukiau/ 自殺者が年間3万人という自体が10年以上続いていることについては、既に周知のこととなっており、意識が鈍麻してきているようにも感じます。 でも、その数の異常さと、人が自殺を決意するに至るその過程の深刻さ、なにより人をその心理に追い込む社会のありかたについては、実はよく分かっていないのではないかと気づき、一から考えてみな . . . 本文を読む

・沖縄密約情報公開訴訟(証人尋問) ご案内

2009-11-27 09:53:13 | å ±é“・情報
沖縄密約情報公開訴訟第4回期日のご案内 日時:12月1日(火)午後1時30分から 場所:東京地方裁判所103号法廷 (東京都千代田区霞が関1丁目1−4) 当日、傍聴券の抽選が行われます。 (傍聴券締切時刻:午後1時) 傍聴・取材ご希望の方はお早めにご来場を! いよいよ本訴訟のヤマ場です。沖縄返還交渉の実務担当者だった吉野文六氏(元外務省アメリカ局長)の証人尋問と、米公文書を発掘・分 . . . 本文を読む

・「女性活用小国のカルテ」(朝日)の記事から

2009-11-27 09:26:03 | å¥³æ€§
今週火曜日(2009年11月24日)の夕刊から、朝日新聞にて「女性活用小国のカルテ」という連載記事が始まっています。竹信三恵子編集委員の執筆です。 このなかにでてくるいくつかを拾って、考えてみました。 ・国連機関が公表している女性の活躍度を示す「ジェンダー・エンパワーメント指数(GEM)」で今年、日本は109カ国・地域中5位=表。キルギスの下。      ※ GEM統計は95年、北京で開かれ . . . 本文を読む

・夫婦不和のもたらす精神の不調

2009-11-22 01:43:42 | äºº
離婚事件の相談はとても多いのですが、その中で感じる一番大きなことは、夫婦間での不和、特に一方配偶者の不倫によって、相手方配偶者が受ける精神的な衝撃の大きさです。 不倫の兆候に気づいて、いろいろ気になりだして配偶者の行動に疑問を持ちだし不倫に気づく場合でも、ある日突然その出来事に遭遇する場合でも、いずれの場合にもほとんどの場合に、裏切られた配偶者は大きな悲しみと、高いところから突き落とされたような落 . . . 本文を読む

・小林美佳さんと鼎談しました

2009-11-15 00:02:36 | å¥³æ€§
昨日、小林美佳さんとエイデル研究所の雑誌の鼎談でお目にかかりました。 小林さんは、「性犯罪被害にあうということ」というご自身の体験を本にされて活動されている方です。 事件から9年ほど過ぎていても、その被害の残した傷は大きく、お話しをする中で「わっ、思い出しちゃった」といわれることもありました。 最近、裁判制度の導入に当たって、性被害の場合のことが問題になり、社会にも多少問題意識が拡がってきたよう . . . 本文を読む

・「AV神話  アダルトビデオをまねてはいけない」

2009-11-11 02:16:21 | æ•™è‚²
七生養護学校(現在は七生特別支援学校)の性教育に対する東京都、都議会議員、産経新聞の攻撃、具体的には、校内での性に関わる教育教材を都教育委員会、3都議会議員が取り上げていったことについて、教育への不当な介入であるとして裁判をしています。 この訴えの中で、性教育の必要性について詳細に訴えているのですが、これまで大まかに社会の中では間違った性情報が流れているから、正しい知識を教えなければ性という重要 . . . 本文を読む

・「性教育研究会」結成  

2009-11-11 01:46:38 | æ•™è‚²
「性教育研究会」の結成集会が11月7日にオリンピックセンターで開かれました。60人を越える方の参加があり、児童自立支援施設の職員、養護施設の職員、自立援助ホームの職員の方など、施設で子どもたちに関わり、そのなかでの性の問題に頭を悩ませている方たちが多かったのですが、大学生、司法修習生も参加し、これまで知らなかった問題に驚いていました。  この問題は男女間だけでなく、男子同士のこともあります。子ど . . . 本文を読む

・脊髄離断手術を経て記録更新中の友だちのこと

2009-11-02 02:37:17 | äºº
先日、高校時代の同年生で、首都圏に住むメンバーが集まりました。 このところ、毎年この時期に、首都圏段戸会という高校の同窓会(数百人集まります)のあとに、同年生の二次会を開くようになりました。 この年代になるとおもしろいもので、十代後半の3年間、同じ学舎で学んだというその一事で、何十年も離れていた時間・空間が埋められていく不思議な感覚を実感します。そして、この思いは皆共通に持っているようです。 そ . . . 本文を読む

・11月3日「指導」を考える集会

2009-11-01 00:30:06 | æ•™è‚²
学校での教師の「指導」に行きすぎがないでしょうか、教師があまりにも無配慮だと思われることがないでしょうか。 教師の自由な指導、裁量のある指導が、伸びやかな子どもとの関係を作っていける重要な要素だと思っています。 でも、「指導が適切かどうか」、「指導が与える子どもへの影響について重要ではないか」「指導自殺をどう考えるか」。 については、一度考えてみてもいいのではないでしょうか。 11月3日午後1 . . . 本文を読む