noharm

今日、TVを観ていたら、小さな女の子が「日本国籍を取得したい」という内容のことを訴えていました。

このニュースを観て思い出したことがあります。
10年ぐらい前、年齢が少し離れた外国人の友人がいました。
彼女のご両親もお姉さんも日本国籍なのに彼女だけ外国籍でした。お父さんの仕事の都合で外国に行っていて、向こうで生まれ育ち、日本に帰って来た時に21歳だったから日本国籍の取得ができなかったとか・・・。（日本語半分で会話していたので正直よく分からない部分もあったのですが・・・）

「家族全員日本人なのになぁ・・・。血は100％日本人なんだけどね。」

そういって彼女は苦笑していました。ほかの日系人にも似たようなケースを見たことがあり、「日本国籍は取得しにくいんだなぁ(^^;　」・・・などとおぼろげに思ったものです。

冒頭に書いた今日の女の子の国籍の問題は裁判になっていて、明日、判決が出るようです。元はと言えば、「胎児認知」されていないのが原因だそう。

「胎児認知」って、ご存知でした？少なくても私は知りませんでした。

外国人でも、妊娠判明後、胎児が順調に育っているのがわかった時点で妊娠届を出し、母子健康手帳を受け取るそうです。まぁ、これは普通の手続きだそう。
その後で、事実婚の場合は出産する前に事実婚の相方（内縁の夫）に認知届を出してもらわないといけないのだそう。
この認知届が出されていないと、子供は父親の姓を名乗ったり、日本国籍を取得できない（！）のだそう。
皆さんご存知でしたか？！
日本人男性と外国人女性の間にできた子供に日本国籍が取得できないケースがあるそうです。
日本人の子供で、日本で生まれ育ったのに日本国籍が取得できないって、しかも、親の無知でって・・・かわいそうすぎる。(^^;
あと、調べていて分かったことですが、事実婚の場合、続柄は妻(未届）とか夫（未届)にすると良いそうです。


しかし、日本人である私も手続きがこんなだとは知らなかった・・・(^^;