【国際連帯】韓国・尹錫悦大統領の退陣を求めるキャンドル行動に参加
韓国・尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の退陣を要求するキャンドル行動が12月7日夜、在日韓国民主統一連合(韓統連)の主催で東京・京成上野駅前であり、全国一般東京東部労組からも組合員が参加しました【写真】。
行動には在日韓国人や韓国からの留学生、日本の労組や市民団体など約250人が結集。ペンライトやプラカードを持った若者が多く参加し駅前は熱気に包まれました。
発言者の多くが12月3日夜に戒厳令を宣言した尹錫悦への抗議と退陣要求を訴えました。参加者は歌やシュプレヒコールに韓国民衆への連帯を込めて声を上げました。
東部労組の須田書記長も発言に立ち、戒厳令下で軍隊と実力で闘った韓国の民衆と尹錫悦退陣に向けてゼネラルストライキを宣言した韓国・民主労総の仲間に連帯を表明。そのうえで反民主・戦争助長の尹錫悦が韓国国内で支持を失いながらも権力を維持できたのは日本の自民党政権が米国と結託する形で支えてきたからだと指摘しました。
実際に戒厳令をめぐる混乱直後の国会で、首相の石破は「尹錫悦大統領は日韓関係を改善してきた。その努力を損なってはならない」と発言し、民衆に銃口を向けた戒厳令を非難するどころか、その張本人の尹錫悦を支持・称賛しているのです。今回の戒厳令の共犯者と言わざるをえません。
朝鮮半島で日米韓合同軍事演習をくり返し戦争の危機を高めているのは尹錫悦であると同時に日本の岸田・石破など日本の歴代政権です。須田書記長は「日本の労働者・労働組合に課せられた任務は日本の反民主・戦争助長の石破政権を倒すこと。これこそが韓国の労働者民衆への連帯の示し方だ。ともに闘おう」と発言を締めくくりました。
行動中に韓国の国会で尹錫悦を退陣に追い込む弾劾訴追の採決が与党議員の退席により不成立になったという速報が伝えられると参加者から一斉にブーイングの声が上がりました。
最後に「尹錫悦を即時、権力の座から引きずりおろす闘いをさらに強化していく」とする韓統連の声明が読み上げられ、参加者一同の拍手と歓声で確認されました。
日韓労働者の国際連帯で平和・民主の東アジアをつくっていこう!闘争!