お。(岡本 晋介)
- 世の中の様々な問題を「ブランド・マーケティング」で解決する、腕利きコンサルタント、になるのを夢に、2009年10月20日、株式会社えとじや設立。
- 1988年、P&Gのマーケティング部に入社、以来21年、ブランド・マーケティング一筋でした。
- 7年間、いくつかの商品(ブランド)を担当、コンセプト開発、新製品導入から広告制作、マーケティング投資の決定、消費者リサーチと、あらゆるマーケティング仕事に携わりました。
- その後14年間、マーケティングの社内コンサルタントに「社内転職」、2~3人しかいない部署でしたので、一度に10以上のブランドの担当を務めていました。
- 関わった「子供たち」は、かなり多数ですが、主なものとしては、アリエール、パンテーン、イリューム、Vidal Sassoon、SK-II、ボールド、レノア、ジョイ、Max Factor、その他多数、「子だくさん」です。
- 各ブランドのコミュニケーション戦略・企画のアドバイスをしながら、マーケティングや関連部署、担当代理店などの人材育成・教育・指導にもあたっていました。
- 2009年夏に退社。
- 2009年10月20日、マーケティングなんでも相談所「株式会社えとじや」設立。
- コンサルティングのかたわら、マーケティング関連のセミナー・研修などの講師をやってます。
- そうそう、性別は男性、年齢は50代、です。
- 「ブランド・マーケティングで世の中の問題を解決する」って?
- 実はブランド・マーケティングとは、有償・無償を問わず、お客さんを相手にコミュニケーションをとらないといけないすべての業種に適応できる考え方。
- でも、世間では「大手の企業が金をかけてやるもの」と誤解されてしまっているのが、悲しい。
- 「へぇ~、こんなこともブランド・マーケティングで解決できるんだぁ、ありがとう!」って言ってもらうのが夢です。
- 趣味ですか?
スノーボードを20年やってます。最近10年ほど、ニセコを中心に年間20~30日雪山で過ごしながら、ときどき軽いバックカントリーを楽しんでます。 - 音楽、ロックやらブルースやら、が鳴ってないと生きていけません。
- あとは、陶芸・料理・草刈り・薪割り・読書、ですかね。
- どんな人柄?
難しい質問ですねぇ。自分ではよくわかりませんが、人にはよく「ひねくれもの」・「物知り」・「説教好き」と言われます。サラリーマン時代から「サラリーマンに見えない」と言われてました。まぁ、社会人としての常識に欠けるという意味なんでしょうね、、、。
K。(村雲 圭)
- 2000年P&Gの市場調査部に入社、以来10年間、ブランド作りの基幹となる消費者リサーチに携わってきました。
- 市場分析、セグメンテーション、エクイティ調査、新製品開発と販売に関わる一連の調査(コンセプト・製品・パッケージ開発、プライシング、販売量予測、CM調査、トラッキングなど)、トレンド分析等、ありとあらゆる調査設計と分析、そしてその結果をどうビジネスにつなげていくのかという戦略提言を行ってきました。
- どのリサーチでも必ず「目から鱗」な発見があるところ、またリサーチから学んだことをブランド戦略にきちんと反映すると必ずビジネスの結果が出る、というのがこの仕事の醍醐味です。
- 関わったブランドは、パンパース、アリエール、ボールド、レノア、ジョイ、ファブリーズ、マックスファクター、イリューム、ウィスパーなどです。
- 2010年退社し、同年11月「株式会社えとじや」入社。
- リサーチは仮説、設計、実査、分析とありますが、実は仮説が一番大切なんです。仮説をどう立てるかで、リサーチの意義が変わります。
- 仮説なくマニュアル通りの調査をしてしまうと、リサーチをしてはみたものの、どう使ったらいいのかわからない、もしくは人によって受け取り方が違ってしまう、などといったことが起きてしまいます。
- 本当はリサーチって、ビジネスを伸ばす、ブランドを強くするための最強のツールなんです。だから時々、「リサーチはお金がかかる割には使えないからやらない」という話を耳にすると、とても残念に思います。なんとかしたい!ですね。
- 一男一女、2児の母です。今は自分の時間が全くなく、ひたすら子育てです。時間があったら一人でカフェに行くとか、ジムに通う、なんていうのが些細な夢ですが、しばらくは我慢です。
- 人柄は…どうでしょう。ひねくれものではないと思うのですが。自称「普通の主婦」ですが、たぶん異論がある方は多いでしょうね。人によって、「温厚」、「厳しい」、「しっかりしている」、「抜けている」など様々な評価をいただくので、よくわかりません。冷静なほうだとは思います。あと争い事が嫌いです。
和。(山下 和美)
- フードコーディネーター・レシパー兼マーケティングができる中小企業診断士です。
- 大学卒業後、P&Gの市場調査部に入社。
- 市場調査って分析ばかりかと思っていましたが、実際やってみたら、ブランドの方向性を決めたり中長期のブランド経営に影響を与える大切な仕事だと気づき、面白くて夢中になっているうちに13年間を過ごしました。
- その間、マーケティングもやってみないかと言われ、マーケティングの実行部隊に短期派遣。
- 「大変そうだな」と横目で見ていた仕事を自分でやってみて、広告代理店やデザインなど各分野のエキスパートとやる仕事のひとつひとつが、ブランドという概念を、消費者の目に見える形に作り変えていく重要な作業なんだと実感しました。
- 次は「店頭・ショッパー」と言われ、SK-IIをはじめとするブランドの店頭まわりの調査を担当。
- さらに、調査だけではなく、対面販売で人から人へブランドをどうやって伝えるか、さらにはどうやって販売員と「ブランド」を共有するか、などを試行錯誤しました。
- イノベーション開発などのプロセスの導入に興味ある?といわれ、いくつかのプロジェクトを経験。
- 調査結果を使って説得して人を動かすのとは、また違った、フレームワークや基準を導入することで組織を動かす醍醐味を味わい、組織作り・人材育成の仕事にも興味が深まりました。
- P&Gを退社。
- 辞めてみたら、今まで知らなかった面白い世界が見えてきました。
- 昔から好きだった料理を、「趣味」として再開。
- やっているうちに、料理って食べる人のことを考えてメニューや盛り付け、セッティングなどを決める、実はマーケティングなのではと気づきました。ちゃんとやってみたくなり学校に通い、フードコーディネーターや漢方の資格を取得。今は薬膳を中心としたレシパーをしています。
- そうこうしている時、中小企業診断士というものを耳に。
- 経営をいろいろな角度から検証・アドバイスするお仕事だとか。財務や組織など今まで知らなかった視点でものがみられると面白いだろうと思い、資格を取って診断士に。先輩方に、マーケティングができる診断士は貴重だよと言われ、折角なので、「マーケティングができる診断士」を目指してます。
- そんな折、えとじやで働かないかというお誘い。
- ブランドマーケティングのお仕事ができると喜んで入社。
- 今度はえとじやでどんな面白いことが経験できるのか、わくわくしています。
凪。(池田 凪)
- 2010年、京都工芸繊維大学大学院デザイン科学専攻で修士課程を修了。
- グラフィックデザインを専攻していましたが、デザインを使って地元を盛り上げるイベントの企画なども楽しくやっていました。
- 同年4月、エステー株式会社に入社、デザインチームに配属。
- 約7年間、パッケージデザイナーとして勤務。
- マーケターが考えたコンセプトをもとに、店頭でお客様が目に留めてくださる表現を模索する仕事でした。マーケティングやリサーチと出会って、「かっこいい、きれいなだけのデザインが売れるとは限らない」と知りました。
- マーケターや商品開発チーム、他のデザイナーなど、学生時代とは違う人とのつきあいを通して、社会の厳しさを学んだつもりです。関わったブランドは消臭力など、主に消臭芳香剤製品。パッケージのグラフィックのデザインだけでなく、何か新しい提案ができたらな~と思いつつ時は過ぎ・・・。
- 2017年1月退社、同年2月えとじや入社。
- 新卒に戻ったつもりでがんばります。デザインの力を使って、みんながニコニコできるようなものができたら嬉しいです。「デザインしたように見えないデザイン」が理想。見た目をかっこつけるのではなく、魅力がそのままあらわれた形を引き出せるようになりたいと思います。
- 京都生まれ京都育ち。
- 京都ののんびりした空気が大好きですが、修行と思って就職を機に東京に出てきました。現在も、東京在住。今後は、えとじや所縁のデザイン会社で仕事&修行。
- 趣味はアニメ、漫画、手芸、落書き。
- また、友人とクレイアニメーションを制作しています。ちまちま何かを作るのが好きですが、大雑把で不器用…。細やかさを欲しています。
- 他人によく言われる人柄は、「優しい」。
- 頼まれると断れない人と思われがちなのですが、断れないというよりは断らずに期待以上のものを返したいと思っています(時にそれが自分でプレッシャーになることも)。
- 自分が憧れる人柄は「破天荒」。
れ。(渡辺 さりな)
- 2005年、神戸大学大学院でマーケティング博士前期課程を修めたあと、P&Gのマーケティング部に入社。
- P&Gでの5年間、マーケターとしてのいろはを学ぶ日々。R&Dとの商品開発、コンセプト開発、ブランド戦略、広告戦略、海外展開、プロモーション企画、店頭・営業戦略、デジタルやPR、イベントなど、いわゆる統合型マーケティング・コミュニケーション・プログラムの立案と実行。
- 要するにひとことで言えば、マーケティングに関わるいろんなことの、プロジェクトを前に前に、競合よりもう一歩前に、と進めていく実働部隊(掃除でいえば、ほうき係からトイレ掃除まで)。
- 関わったブランドは、日本のP&Gを代表するメガブランド、SK-IIとパンテーン。働いた場所は、神戸で3年、シンガポールで2年。
- その後、マーケティングなんて勉強するもんじゃなく、やるもんだ、という周囲の冷ややかな目をよそに、2012年にP&Gを退社し大学院に進学。2014年に無事、マーケティングの博士号を取得。2015年から縁あってメガネチェーン店を運営する会社のマーケティング責任者として実務を再スタートしました。
- ついでに、2012年秋から、えとじやでお針子として丁稚奉公中。
- マーケター実務家とマーケティング研究者はおたがい学ぶことができるし、その交流によって実践と研究の両方に新たなアイデアをもたらすと信じてます。それが消費者や人々の新たなシアワセにつながっていくべきだというのが、修行の支えです。
- 神戸生まれ、神戸育ち。これからもきっと神戸。緑と海がみえない土地は長居できません。でも鰻は関東風が好き。
- 勉強も仕事もがんばりたいと思いつつ、いま一番の関心事は日本舞踊のおけいこです。予定も、体調管理も、おこづかい帳も、音楽も、それが最優先です。
- 人にいわれてうれしい人柄は、「ポジティブ」です。でもよく言われるのは、「冷めてる」です。K。先輩の「冷静」とどう違うか、どっちもよく目撃している店主にきいてみたいと思います。
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