このエントリーは「DevLOVE Advent Calendar 2013「現場」」の1日目の記事です。
株式会社セカンドファクトリーという会社で「エクスペリエンスアーキテクト」という肩書きで、自社製品をつくるエンジニアリングなお仕事をしています。先日、領収書を発行してもらおうとして会社名を伝えたら「セカンドパクトリー」と宛名を書かれました。そんなに私滑舌悪いでしょうか。
また、開発者のためのコミュニティ「DevLOVE」 、人間中心デザインを実践しようという仲間が学び合うコミュニティ「hcdvalue」の2つに所属しています。先日のDevLOVE現場甲子園2013の最期に「古参の〜」と紹介されたのでビックリしました。DevLOVEは2008年6月からありますが、私は2010年10月にジョインしました。hcdvalueは2011年2月頃から開始しました。もうそんなに日が経ってるのですね……
毎年DevLOVEのAdvent Calendarを担当するようになってなんと3年目です。
(写真元)
例えば、扉というプロダクトが欲しい時に、「高気密高断熱」といった価値を家に求めるときに、障子は選択されないでしょう。障子を選択する場合には「通気性」や柔らかい光が入るであるとか、そういったことに価値を持っていると思われます。そこには、利用者の選択と了解があります。
こういった選択により、障子の紙が破れたとしても、紙を張り替えることで利用を継続することができます。また、張り替える際に紙をデコレートすることもできます。障子の枠という「固い」ところ=変わらないところと、「柔らかい」ところ=変えられるところ、それがいい塩梅に結びついているプロダクトが、障子なように思います。
こういった、固さと柔らかさをもったプロダクトが理想だなーと思っていて、ソフトウェアプロダクトをつくるのであっても、コミュニティのようなものをつくるのであっても、そうった思想を持ってつくりたいなぁと思っています。それが私の最近の理想の現場です。
■自己紹介
chachakiです。株式会社セカンドファクトリーという会社で「エクスペリエンスアーキテクト」という肩書きで、自社製品をつくるエンジニアリングなお仕事をしています。先日、領収書を発行してもらおうとして会社名を伝えたら「セカンドパクトリー」と宛名を書かれました。そんなに私滑舌悪いでしょうか。
また、開発者のためのコミュニティ「DevLOVE」 、人間中心デザインを実践しようという仲間が学び合うコミュニティ「hcdvalue」の2つに所属しています。先日のDevLOVE現場甲子園2013の最期に「古参の〜」と紹介されたのでビックリしました。DevLOVEは2008年6月からありますが、私は2010年10月にジョインしました。hcdvalueは2011年2月頃から開始しました。もうそんなに日が経ってるのですね……
毎年DevLOVEのAdvent Calendarを担当するようになってなんと3年目です。
4tate Advent Calendar
http://devloveblog.wordpress.com/devlove-4tate-advent-calendar/
DevLOVE Advent Calendar 2012 Professional
http://devloveblog.wordpress.com/professional-advent-calendar/
毎年1日目に(言いだしっぺなので)書いているのですが、今年も1番打者をやりたいと思います。
■私の現場
一般的な「現場」とはちょっと違うと思いますし、初日にこんなことを言うのもあれですが、書きます。11月9日に開催したDevLOVE現場甲子園2013で、以下のような発表をしました。
私の現場は「誰か」と「何か」、「誰か」と「誰か」、「何か」と「何か」の架け橋だと思っています。それはコミュニティとカンパニーでもあり、エンジニアリングとデザインでもあり、ある人とある人でもあります。(まぁ難しいんですけどね!
■私の理想とする現場
私の理想とする現場を考える前に、理想のプロダクトって何だろう、と最近考えていて、一つ思い当たるものがありました。
「障子」です。
(写真元)
例えば、扉というプロダクトが欲しい時に、「高気密高断熱」といった価値を家に求めるときに、障子は選択されないでしょう。障子を選択する場合には「通気性」や柔らかい光が入るであるとか、そういったことに価値を持っていると思われます。そこには、利用者の選択と了解があります。
こういった選択により、障子の紙が破れたとしても、紙を張り替えることで利用を継続することができます。また、張り替える際に紙をデコレートすることもできます。障子の枠という「固い」ところ=変わらないところと、「柔らかい」ところ=変えられるところ、それがいい塩梅に結びついているプロダクトが、障子なように思います。
こういった、固さと柔らかさをもったプロダクトが理想だなーと思っていて、ソフトウェアプロダクトをつくるのであっても、コミュニティのようなものをつくるのであっても、そうった思想を持ってつくりたいなぁと思っています。それが私の最近の理想の現場です。
■次の人へ
さて、フワッとした話はこのくらいにして締めたいと思います。
次は TAKAKING22 さんです。彼はまさにThe Change Hackerとして活動しています。きっと面白い話をブッ放してくれることでしょう。よろしくお願いします!!!
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