China in Africa – ザンビアの『羅生門』 2/2
- 2010/11/02
- 22:32
(前回からの続き) 「中国」という支配に異を唱えるキング・コブラ Michael Sataは「中国」という支配に異を唱えるザンビアの政治家であり、その挑戦的な態度からキング・コブラというニックネームで知られている。Hitchens氏よれば、中国政府は2006年のザンビアでの選挙の折、仮にSata氏が勝利する事があれば、ザンビアから投資を引き上げると脅し、ザンビア現政権が勝利するよう仕向けたと、ザンビアでは信じられているとの...
China in Africa – ザンビアの『羅生門』1/2
- 2010/11/01
- 06:39
ザンビアの鉱山で働くある男の言葉である。 “We are glad that the Chinese re-opened the mine, as unemployment here was very high and there were problems with theft and drunkenness. But they are difficult to work for. Safety is still poor even after the explosion that killed my friends, and when we ask for more money, they threaten to sack us. I would prefer to work for white managers – they are be...
China in Africa – コンゴ民主共和国の「世紀の契約」(その2)
- 2009/02/19
- 09:45

「世紀の契約」とコンゴ内戦の関係は? コンゴ民主共和国の中央政府に対抗している東部のツチ族派を率いるのはヌクンガ(Nkunga)将軍である。AP通信の取材に対し、ヌクンガ将軍は、政府が勝手に中国と結んだ経済プロジェクトを批難している。それはこの契約が中国に、この東部に眠る鉱物資源の開発権を与えているからだ、というのである。(BBC. ‘Q&A DR Congo Conflict’) ヌクンガ将軍からすれば、これは勝手に中央政府が地元...
China in Africa – スーダン – 中国の秘密の戦争3
- 2008/11/05
- 15:18
戦線は国連本部にありJean-Marie Guehenno氏は国連平和維持活動のトップであったが、この7月に放送されたBBCの番組の中のインタビューでは、近々退任する予定であると述べた。インタビューを行ったHilary Andersson女史はズバリ聞いた。「貴方の退任の理由は失望ですか?」 Guehenno氏はすぐさま「そうです。」と答えた。 彼の失望は、国連が大きな希望を集めても、それに見合う事が出来ないことであり、特にダルフールへの平和維...