世界で2.7億人 愛知発日本一アプリ、誰でもプロ級の絵 LBSローカルビジネスサテライト - 日本経済新聞
ソフトウエア開発のアイビス（名古屋市）のお絵描きアプリ「ibisPaint（アイビスペイント）」が世界で人気を集めている。19言語に対応し、累計ダウンロード数は2億7000万回を超えた。2021年のダウンロード数は日本発のアプリとして1位だ。25年末には累計5億人の利用を目指す。スマートフォンがあれば、初心者でも指1本で繊細な絵が描ける使い勝手の良さのほか、世界の若者の心をつかんだ秘訣とは。
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ソフトウエア開発のアイビス（名古屋市）のお絵描きアプリ「ibisPaint（アイビスペイント）」が世界で人気を集めている。19言語に対応し、累計ダウンロード数は2億7000万回を超えた。2021年のダウンロード数は日本発のアプリとして1位だ。25年末には累計5億人の利用を目指す。スマートフォンがあれば、初心者でも指1本で繊細な絵が描ける使い勝手の良さのほか、世界の若者の心をつかんだ秘訣とは。
日本各地の沿岸部で、ウニが海底の海藻類を食べ尽くし、魚がいなくなる「磯焼け」が問題になっている。大分県国東半島で、この「厄介者」のウニを捕獲して陸上で育て、新たな特産ブランドにしようとする取り組みが始まっている。ウニは餌不足のため中身がスカスカで、
和洋菓子店「シャトレーゼ」を国内外で1000店展開するシャトレーゼホールディングス（甲府市）が、相次いで地方のホテルを買収し、再生に取り組んでいる。新型コロナ禍の影響や後継者難により経営が難しくなった施設が中心で、2023年末時点で11カ所を買収済み。その多くで黒字化を実現した。無駄から価値を生む、という創業者・斉藤寛会長の考え方のもと、既存施設の空いた空間や人員を活用。そこに強みのスイーツを
金属加工を本業とする老舗企業のミヤマエ（大阪府東大阪市）はマグロ釣りなど漁師が使う電動リールを手掛けていることでも知られる。同社はこの電動リールの技術を応用し、ドローン関連製品の開発に乗り出した。このほど製品化したのが係留装置だ。ドローンを糸でつなぐことで、飛行のバランスを安定させるとと
日本ガイシが手掛ける厚さ0.45ミリメートルの超薄型電池が活用の幅を広げている。送電線用の「懸垂がいし」で世界トップシェアの同社が、独自のセラミック技術で2019年に製品化
電動化や自動運転など100年に一度の大変革期を迎えている自動車業界。業界を陰で支える裏方の設備機器メーカーも技術開発を急ぐ。搬送ロボットメーカーのシンテックホズミ（愛知
名古屋大学で「針のない注射器」の研究が進んでいる。開発したのは航空宇宙工学の研究者で、ロケットの打ち上げ時などに発生する衝撃波を応用。痛み
カニかまぼこ製造機を開発し、世界で7割のシェアを握るヤナギヤ（山口県宇部市）が、食品工場の「困り事」を次々と解決している。秋田県では、きりたんぽ製造機メーカーの廃業で困った食品会社のために、きりたんぽを1日1万2000本作れる機械を開発。ほかにも人
創業155年の老舗「フンドーダイ」（熊本市）が製造・販売する透明醬油（しょうゆ）が、発売から5年で120万本以上を売り上げるヒット商品となっている。いったん造った濃い口醬油の色素を独自技術で抜いたもので、食材の色を変えない強み
弘法大師ゆかりの四国88カ所の札所を巡る「お遍路さん」が減っている。働くシニアの増加が背景にあり、旅行業界は年配者が参加しやすい商品開発に知恵を絞る。穴吹トラベル（高松市）の車で
植物由来の代替食品に関する研究開発が進んでいる。大阪府泉佐野市に本社を置く油脂大手の不二製油は、大豆を使った代替肉で約5割の国内シェアを持っており、肉や魚卵のほか、最近ではウニやダシなども開発している。菜食主義者の
通常のほぼ2倍のサイズのウナギが誕生した。愛知県が西尾市の漁協などと連携して、量産化に成功。エサを工夫することで、身をやわらかくしつつ、成長のスピ
味は確かでも、形が不ぞろいだったり多少の傷があったりする規格外野菜。「捨てられる運命」の野菜を独自の加工技術で人気商品に仕立て
立ち往生した自動車に列車が衝突するなど、大惨事につながりやすい踏切事故をどう防ぐか。踏切の数が私鉄で2番目に多い名古屋鉄道は、監視に人工知能（A
地質調査のレアックス（札幌市）は調査用カメラの国内シェアで9割を占めるニッチトップだ。カメラ内に取り付けた鏡により、360度を映し出して撮影できる。地中だけでなく、水中やコンクリート内などあらゆるところの亀裂を中心に検知する。国内では橋やトンネル、ダムなど老朽インフラが増えており
世界の人口増加で将来には世界的にたんぱく質の供給不足が懸念されるなか、その解決策としてコオロギを使った昆虫食ビジネスに注目が集まっている。育てる際に環境への負荷が小さいためだが、いままでは乾燥させて粉末にしたものを食材として菓子やパンなどに使用する例
段ボールメーカーのダイナパックが、段ボールを使った店内装飾をホームセンター大手のカインズ向けに始めた。木や金属と比べて再利用しやすく、廃
海上コンテナサイズの木造移動式住宅「ムービングハウス」の引き合いが増している。手がけるのは北海道千歳市に本社を置くアーキビジョン21だ。室内には要望に応じてキッチンやトイレ、ユニットバスなどを設
飲食店などの開業に向けて物件を探す人が自らの思いや経歴を発信し、大家が借り主を選ぶ「さかさま不動産」という仲介サイトが注目を集めている。通常の不動産仲介とは逆の発想で借り手と貸し手をマッチングする。意欲ある起業家を後押しするとともに、空き家問題の解決にもつながるとして期待されている。◇アイリスオーヤマ会長が語るアイデア経営 2月にLBSイベント日本経済新聞社とテレビせとうちは2月22日、映
いま滋賀県内で最も集客力を持つ観光スポットとして知られるのが同県近江八幡市にある菓子店「ラ コリーナ近江八幡」だ。同市の人口（約8万人）を大きく上回る約320万人が1年間に訪れる。同店を運営するのは、バウムクーヘンで知られる洋菓子「クラブハリエ」や和菓子「たねや」の店舗を展開しているたねやグループ。かやぶきの民家をモチーフに設計された同店は「自然に学ぶ」をテーマとしており、従業員の手による水田な
仏壇大手のはせがわが、推しのアイドルに祈ることでファンが自らの活力にする「推し壇」や人気家具メーカーなどと組んだモダンなデザインの仏壇で若い世代をつかんでいる。年間10〜20%のペースで売り上げを伸ばしており、今では仏壇の約8割を占めるまでに成長した。終活の相談サービスにも参入しており、仏壇・仏具市場が縮小するなかでこうした取り組みが奏功し、成長につなげている。ソニー元CEO平井氏のリーダー論、11月にLBSイベント日本経済新聞社とテレビ愛知は11月14日、LBSの関連イベント「LBSザ・フォーラム」を名古屋市で開催します。ソニー元社長兼CEO（最高経営責任者）の平井一夫氏が、同社復活に至るまでのエピソードを交え、変革期の経営やリーダーシップをテーマに日経編集委員の鈴木亮と対談します。またLBSで取り上げた企業3社の経営者らが地域発ビジネスの展望などについて語ります。◇日時 11月14日（
世界各地でロボット開発が進むなか、人工知能（AI）で動くのではなく、人の動作にシンクロ（同調）して動くロボットの実用化を目指しているのがスタートアップの人機一体（滋賀県草津市）だ。ロボットが感じている力を操縦士に返す仕組みがあり、初心者でも1時間程度で繊細な作業を行えるようになるという。JR西日本と組んでロボットが高所作業などを行う実証実験を実施しており「労働災害ゼロ」を目指している。実用化の目
LBSです。ものづくりの現場に残る多くのアナログ機器。これを一瞬でデジタル化するという、魔法のような製品を取材しました。 大阪府内の中小企業が集まる展示商談会で、注目を集めたのが木幡計器製作所の「サルタ」です。木幡計器製作所は1909年創業の老舗で、船舶用ボイラーの圧力計を製造しており、戦艦「大和」にも採用された歴史を持ちます。圧力計は安価で長持ちするため、100年以上基本構造が変わらず使われてきましたが、目視確認が必要で、人手不足の今、デジタル化が課題でした。 サルタは、この課題を解決するために開発された製品で、アナログの圧力計に簡単に装着するだけでデジタル化できる小型のデバイスです。装着は、圧力計のガラスを外し、針の中心に磁石を取り付け、樹脂ガラス一体化のサルタを装着するだけ。磁気センサーで針の角度を読み取り、無線でデータをパソコンやスマートフォンに送信します。これにより、現場へ行
林業ベンチャーのソマノベース（和歌山県田辺市）が手掛ける、ドングリから育てた苗木を山に植える「戻り苗」が広がっている。ドングリや鉢などで構成される1万2100円のセットを個人などが購入して2年間育てた後に返送し、ソマノベースが植林する。ツアーに参加して購入者が自ら山へ植えることもできる。豊かな森づくりに貢献したいと考える個人のほかにJR西日本など60
全国で書店が減り続けているなか、京都市に本社を置く大垣書店は10年間で店舗数を約2倍に増やした。同社が店づくりで心がけているのは、本との「ときめく出会い」を提供することだ。例えば周辺に大学が多い店舗では、顧客のニーズを予想しながら哲学や評論といった書籍をそろえる。土産物を扱う店舗もあり、店頭に並べる商品は書籍にとどまらない。さらに書籍を売るだけでなく、自ら雑誌を創刊しようと準備を進めている。本離
廃ペットボトルは宝の山 ヴェオリア・三井物産・セブン&アイの日仏連合、岡山で完全再生 LBSローカルビジネスサテライト - 日本経済新聞
ペットボトルからペットボトルへ。岡山県津山市に仏環境サービス大手のヴェオリア日本法人、三井物産、セブン&アイ・ホールディングスの3社合弁による使用済みボトル再
国内有数の石の産地として知られる愛知県岡崎市。墓石や灯籠を手がける同市の稲垣石材店が伝統的な石工技術を転用して、食器づくりに取り組んでいる。天然石のかたまりを削り出して作る食器は、一つひとつが個性をもち重厚感と高級感がある。フランスのミシ
鉄道業界の人手不足が深刻になる中、名古屋鉄道が生成AI（人工知能）の活用を進めている。鉄道内の忘れ物を撮影し、米オープンAIの「Chat(チャット)GPT」が自動で文字化す
孤独死の早期発見につながる見守りアプリを、遺品整理代行などを手がけるGoodService（グッドサービス、名古屋市）が開発した。アプリ名は「もし活」。スマホ搭載のセンサーを活用し、設定した時間内にスマホを動かした形跡が
モーターで駆動する電気自動車（EV）ではエンジン音がない分、車内が静かになる。代わって気になるのが高速道路を走る際の風切り音だ。静粛性を高めるため、豊田合成は車内を雨風や音から守るゴム部品「ウェザストリップ」の改良に取り組んでいる。専用のラボで音を「見える化」し、センサーやカメラを駆使して部品の進化につなげている。ソニー元CEO平井氏のリーダー論、11月にLBSイベント日本経済新聞社とテレビ愛知は11月14日、LBSの関連イベント「LBSザ・フォーラム」を名古屋市で開催します。ソニー元社長兼CEO（最高経営責任者）の平井一夫氏が、同社復活に至るまでのエピソードを交え、変革期の経営やリーダーシップをテーマに日経編集委員の鈴木亮と対談します。またLBSで取り上げた企業3社の経営者らが地域発ビジネスの展望などについて語ります。◇日時 11月14日（木）午後1時〜4時45分（時刻は予定）◇会場 愛
北海道岩内町のスキー場がインバウンド人気 パウダースノー、13万円でも LBSローカルビジネスサテライト - 日本経済新聞
雪上車で山頂近くまで移動し、誰も滑っていないパウダースノーを満喫できるスキー場が北海道岩内町にある。ニセコ地区から車で約40分で到着する「IWANAI RESORT
大阪府茨木市で工事が進む安威川（あいがわ）ダム。すでに石積みでできた本体部分は姿を現している。高さ76メートル、横幅337メートルに及ぶ斜面には、表面を覆う化粧岩が隙間なく
ドローン（小型無人機）市場全体では海外製が存在感を示しているが、大阪府東大阪市に本社を置くマゼックスは産業用ドローンの分野で国内トップの売り上げを持つ。同社の製品は、林業向けでは歩くと40分かかる急な勾配の山の上に2分で荷物を届け、農業向けでは人の手だと2日かかる農薬散布を数時
電気自動車（EV）の導入拡大の動きが相次ぐ中、課題となっているのが充電インフラだ。蓄電池の使用量や充電時間を減らすため、電気を道路から給電する手段に取り組むスタートア
アイスマン（福岡県久留米市）の製造する産業用製氷機が、全国250カ所以上の漁港や工場で採用されるなど導入が広がっている。特に漁港では港内のビル1棟を丸ごと製氷機にする大型化技術で鮮魚用の氷を短時間
朱肉を使わずに押せる浸透印を製造するシヤチハタ。「脱ハンコ」の逆風が吹く今、ハンコのイメージを覆すアイデアで画期的な商品を次々と生み出している。新型コロナウ
人手不足が深刻になるなか、外国人労働者は企業にとって貴重な戦力だ。帰国後の連絡が困難になるなどの理由から、難しいとされてきたのがクレジットカードの発行。外国人支援アプ
岐阜市のスタートアップ、Spacewasp（スペースワスプ）が植物廃棄物を内装材に生まれ変わらせる資源循環型ビジネスに挑んでいる。花卉（かき）や農作物栽培で出
深刻な担い手不足に直面する漁業を盛り上げようと、三重県の熊野地方で女性の漁師チームが活躍している。力が弱くても漁ができるように漁具や漁場を工夫。捕れた魚は加工品にして販売し、独自の市場を切り開く。伝統に縛られないアイデアで漁業再生の新たなモデルを示す。◇アイリスオーヤマ会長が語るアイデア経営 2月にLBSイベント日本経済新聞社とテレビせとうちは2月22日、映像記事コンテンツ「LBSローカル
関西国際空港の南、大阪湾の泉州沖で育った「波有手（ぼうで）のカキ」は大粒でぷっくりしている。高度成長期の1970年ごろまで汚れていた周辺の海は
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