カープが大好きだった、新井に一問一答 スーツ姿で記者会見した新井は涙をこぼし、声を詰まらせた。 －今の心境は。 新井「つらいです。つらいです。カープが大好きなんでつらかったです。もうカープのユニホームを着られないのが寂しい」。 －苦渋の決断だった。 新井「（当初は）正直、自分はカープに残るであろうと思っていた。一野球人として自らを厳しい環境に置き、自分がどう変わっていくか、挑戦する気持ちが出てきた」。 －黒田がＦＡ宣言した影響は。 新井「黒田さんと同じ野球観を持ち、先輩として尊敬していた。（ＦＡ宣言で）どうなるか分からなくなり、不安になった」。 －ファンに向けて。 新井「応援してくれるファンの気持ちを裏切ることになって申し訳ない。ただ喜んで出ていくのではないということを分かってほしい」。 －他球団との交渉は。 新井「まだそこまで考える余裕がない」。 ［2007年11月8日12時32分］

仲間にファンに感謝…佐々岡 万感ラス投 引退セレモニーを終え、ナインから胴上げされ笑顔を見せる佐々岡＝広島 広島・佐々岡真司投手（４０）が６日、今季本拠地最終戦となった横浜（２４）戦（広島）の九回二死から引退登板。村田に本塁打を打たれたが、最後は公言通り直球で空振り三振を奪って現役最後の登板を終えた。引退セレモニーでは満員のファンに見守られて、ナインから５度胴上げされた。広島投手陣を支え続けた背番号１８が感謝の思いを胸に、１８年間の現役生活に別れを告げた。　最後の広島市民球場。最後の赤いユニホーム。さまざまな思いが脳裏を駆け巡る。九回二死。２万９７７６人のファンの後押しを受けて、佐々岡は走ってマウンドへ登った。　球場は満員のファンが赤いボードを頭上に掲げて赤一色。八回にはウエーブも起きた。フラッシュの嵐。これ以上ない最高の舞台だった。　「ジーンとしたね」。鳴りやまない佐々岡コール。込み

広島佐々岡が引退会見 引退会見をする佐々岡真司（撮影・岡本肇） 広島佐々岡真司投手（４０）が２４日、広島市民球場内で引退会見を行った。「自分の好きな球団で自分の好きな野球を１８年間もやらせてもらいました。丈夫な体に産んでくれた親に感謝したい。一番の思い出は（９１年の）優勝。できればこのチームでも優勝したかったです」。本拠地最終戦の１０月６日横浜戦が引退試合となり、試合後にセレモニーも行われる。 ［2007年9月24日13時44分］

広島「退場」Ｔシャツお披露目 ※画像クリックで拡大表示 ベースを埋めたのは誰だ？「埋める」Ｔシャツを着るブラウン監督（撮影・岡本　肇） 広島で退場４連勝記念？　Ｔシャツがお披露目された。１５日、選手たちが練習で着ていたＴシャツには「Ｗｈｏ　ｂｕｒｉｅｄ　ｔｈｅ　ｂａｓｅ？　Ｉｔ　ｗａｓｎ’ｔ　ＭＩＣＫＥＹ（誰がベースを埋めたんだ？　（ボール犬の）ミッキーではありません）」とプリントされていた。１０日のブラウン監督の退場劇をもじって作られたもので、松田オーナーの発案。ブラウン監督は「いいシャツだね」と笑っていた。 ［2007年4月16日11時17分　紙面から］

広島新商品フェル赤ふん、“タマ揺れる” ※画像クリックで拡大表示 今月下旬にも発売されるフェルナンデスふんどし 広島が今月中にもナックルボーラーのジャレッド・フェルナンデス投手（３５＝ブルワーズ）にちなんだ「ふんどし」を発売することが１２日、明らかになった。キメの文句は「タマが揺れる」。ファンならずともタマらないアイテムが人気のシリーズに加わる。 ２月に発売された「一球入魂」などふんどし４種類は完売状態で発注が追いつかないほど。開幕に合わせて新たに４種類を追加予定だったが、急きょフェルナンデス版も加えた。「魔球」と大きく書かれた横に「フルエル球ナンデス」と書かれている。フルエルは「震える」。揺れる魔球と引っ掛けた。２つの“タマ”が描かれたデザインも候補に挙がったが「さすがに露骨」として球団幹部が却下したという。 異色助っ人の人気は相当で、広島の財界人や政治家なども「１度あのタマを見てみたい