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8年ぶりの政権交代が決まった台湾では、民進党の蔡英文次期総統が、就任後に起用する首相に当たる行政... 8年ぶりの政権交代が決まった台湾では、民進党の蔡英文次期総統が、就任後に起用する首相に当たる行政院長の人事を発表し、ことし5月に発足する新しい政権づくりに本格的に乗り出しました。 この中で、蔡氏は、ことし5月、総統に就任したあとに発足させる新しい政権について、首相に当たる行政院長に民進党の陳水扁政権で財政部長を務めた林全氏(64)を起用することを明らかにしました。 林氏は、現在、民進党のシンクタンクの幹部を務めており、蔡氏が重点を置く経済政策などのブレーンとして知られています。林氏も同席して行った15日の会見で、蔡氏は、「今から、われわれの決心や専門性を使って、政権に対する人々の信頼を立て直す」と述べ、新たな政権の発足に向けて意気込みを示しました。 台湾では、蔡氏が就任するまで、およそ4か月もの期間があることから、行政の不安定化を懸念する声も出ています。このため蔡氏は、来月中に閣僚の人事を
2016/03/16 リンク