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家庭裁判所の裁判官を主人公にした漫画「家栽の人」の原作者で、作家の毛利甚八さんが21日、食道がん... 家庭裁判所の裁判官を主人公にした漫画「家栽の人」の原作者で、作家の毛利甚八さんが21日、食道がんのため大分県の自宅で亡くなりました。57歳でした。 少年事件の解決と更生に強い信念を持って取り組む、植物好きの裁判官を主人公にした作品は当時、大きな話題を呼び、テレビのドラマにもなりました。 平成13年からは大分県豊後高田市に移り住み、少年院でボランティア活動をしながら、少年犯罪をテーマに作品を発表してきました。 毛利さんは去年7月に末期のがんと診断されてからも、治療を受けながら少年の更生に取り組む現場を精力的に取材し、先月、その成果をまとめた本を出版したばかりでした。 毛利さんは21日午前7時半ごろ、食道がんのため大分県の自宅で57歳で亡くなりました。
2015/11/24 リンク