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ということで、のための哲学 講談社現代新書―ジュネスを読んだ。永井均さんは「哲学をする」と、「哲学... ということで、のための哲学 講談社現代新書―ジュネスを読んだ。永井均さんは「哲学をする」と、「哲学を鑑賞する」ということを分けて考えているようだ。そして「人の考えていることは分からない」という考えを明確に持っている。金沢真大事件に触発されて読んだのだが、別の意味で意義深かった。この本の言わんとしているところは単純で、自分の問題について考えざるを得ないという衝動を持った場合には、とことん考えてみようという主張だ。 彼が主張する秘訣は「自分自身がほんとうに納得できるまで、決して手放さないこと」ただそれだけだ。これは哲学だけではなく、いろいろな答えのない問いに当てはまるように思える。一文のトクにもならないことを考えざるを得ないと実感している人たちには心強い応援になるかもしれない。 この本よりも興味深かったのは、「なぜ人を殺してはいけないのか?」に見られる小泉義之さんの困惑だった。形勢はあきらかに
2009/05/03 リンク