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印刷 相模湾の深海底から、型取りされた巣穴が掘り出されたところ(海洋研究開発機構提供)深海底から型... 印刷 相模湾の深海底から、型取りされた巣穴が掘り出されたところ(海洋研究開発機構提供)深海底から型取りされた巣穴。左のY字形の巣穴は、中にスエヒロキヌタレガイがいたもの。右の巣穴は海底の開口部は小さいが、下に大きな部屋がある。どちらにも小さな巣穴がつながっており、ここで複数の生物が共生しているらしい(海洋研究開発機構提供) 独立行政法人・港湾空港技術研究所(神奈川県横須賀市)などのチームが水深1千メートルを超す深海底に無人探査機を派遣し、そこにすむ貝などの「家」の形を調べることに初めて成功した。1日付の英生物学誌バイオロジーレターズ電子版に成果が発表された。 貝やエビなどは海底の泥に巣穴を掘ってすんでいる。干潟や浅海では、そこに樹脂などを流し込んで型取りをして研究されてきた。しかし深海底では樹脂を流し込んでうまく固めるのが難しく、型取りの報告はなかった。 港空研の清家弘治客員研究員ら
2012/02/02 リンク