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オレンジ塗装の「201系」=8月撮影、JR東日本八王子支社提供パテを塗り込むときに使うヘラを手に... オレンジ塗装の「201系」=8月撮影、JR東日本八王子支社提供パテを塗り込むときに使うヘラを手にする小山栄作さん=東京都品川区の東京総合車両センター 東京を東西に走るJR中央線で半世紀以上も運行されてきた、全面がオレンジ一色の電車が姿を消した。中央線の象徴だったが、全面塗装が不要な新型車両の登場で、その座を譲った。最後に残った1編成は17日、特別ツアーで松本駅(長野県松本市)まで走り終えると、そのままスクラップ処理される。 「寂しいけど、時代の変化の中で務めを終えた。ごくろうさまと声をかけてあげたい」。JR東日本・東京総合車両センター(東京都品川区)に勤務する小山栄作さん(54)はこう話す。 18歳で国鉄職員になって以来、塗装一筋。数え切れないほど、オレンジ色の車両を塗装してきた。むら無く塗装するため、車体の凹凸を樹脂のパテで埋め、塗料を吹きかけていく。手間はかかるが、仕上がった電車
2010/10/18 リンク