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災害が起こると、被災者が受け取る情報量は格段に減る。こうした不安を背景に広がるデマは古くから繰り... 災害が起こると、被災者が受け取る情報量は格段に減る。こうした不安を背景に広がるデマは古くから繰り返されているが、近年はネットの発達で拡散のスピードが上がり、愉快犯のようなフェイクニュースも出回るようになった。惑わされず、拡散者にならないためには、一人ひとりの情報リテラシーが鍵となる。 デマはこれまで、平時にも広がって、銀行の取り付け騒ぎなどを度々引き起こしてきた。災害時は得られる情報が限られるため、人々が不安になり、デマが拡散するハードルが下がりやすい。 国内で災害をめぐるデマは、江戸時代にも記録が残されている。「江戸の風評被害」(鈴木浩三著、筑摩書房)によると、1703年に関東を襲ったマグニチュード(M)8級の元禄地震では、発生直後に「さらに大きな地震が起きる」という風評が広まり、商人たちが在庫を一掃する動きがあったとされている。 1923年の関東大震災でも、「朝鮮人が暴徒化」したとのデ
2017/04/29 リンク