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広島県呉市沖の瀬戸内海に浮かぶ国有の無人島の一般競争入札が9日、中国財務局呉出張所(呉市)で行わ... 広島県呉市沖の瀬戸内海に浮かぶ国有の無人島の一般競争入札が9日、中国財務局呉出張所(呉市)で行われ、複数の参加者によると、1回目の入札で1億1万円を提示した法人が落札した。 遊休資産の売却促進の一環で、落札者は3月11日までに売買契約を結ぶ。競売は広島や東京、千葉など27の個人・法人が応募し、9日はうち19の個人・法人が参加した。 無人島は呉市音戸町の約1キロ西の通称「三ツ子島」で、南北2島のうち、国が所有する北側の小島(外周約580メートル、面積約7600平方メートル)が売却対象。戦前の海軍病院施設の遺構がある以外は樹木や雑草に覆われ、着岸設備もない。 瀬戸内海国立公園内にあり、埋め立てや桟橋の建設などには規制がかかるという。呉出張所が昨年12月に競売を発表し、全国から約100件の問い合わせがあった。
2010/02/10 リンク