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スマートフォンアプリでグローバル市場に挑む――。2011年は、そんな機運が一気に高まった1年だった。多く... スマートフォンアプリでグローバル市場に挑む――。2011年は、そんな機運が一気に高まった1年だった。多くの開発者が世界市場を目指したアプリを開発。ある開発者は、資金調達やグローバル市場へのアプローチの容易さを理由に米国で起業(関連記事:「世界を狙うならシリコンバレー」)、別の開発者は国内で得た原資を基にアジア市場に挑む(関連記事:「成長市場を狙え、次はアジア」)。世界共通の開発環境やクラウドコンピューティングの広がりなどを背景に、短期間・格安の“起業パッケージ”が定着したことが追い風となっている(関連記事:起業の新ルールは「PC1台+3カ月+1万ドル」)。 原点は2008年のiPhone向けApp Storeの開始 この機運の源流は、2007年の「iPhone」登場と2008年のアプリ流通市場「App Store」の開始にさかのぼる。2008年末には、米国市場を目指すiPhoneアプリの開
2011/12/23 リンク