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「クルマ屋ならではのEV」の市場投入を延期─。トヨタ自動車が、2026年末を予定していた次世代電気自動車... 「クルマ屋ならではのEV」の市場投入を延期─。トヨタ自動車が、2026年末を予定していた次世代電気自動車(EV)の生産開始時期を2027年半ばに遅らせるという報道が流れている。量産に向けた新技術を開発する上で大きな課題に直面した可能性がある。対象は、高級車「レクサス」の「LF-ZC」(図1)。米Tesla(テスラ)など先行するメーカーに対して「後れを取っている」という世間の印象を払拭する役目を担う新型EVだ。 次世代電池に新工法と先端技術を採用 トヨタ自動車は「報道は承知しているが、当社は顧客ニーズやカーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)を踏まえた次世代EVの開発に引き続き取り組んでいく」とコメントし、直接的には肯定も否定も避けた。 トヨタ自動車の技術開発に詳しいコンサルタントは「開発上の大きな問題が生じたのではないか」と見る。というのも、同社は次世代EVの市場投入時期の計画を
2025/01/06 リンク