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JR米原駅在来線ホームで、北陸方面へ向かう旅行客らに親しまれていた立ち食いそば店が閉店した。利用... JR米原駅在来線ホームで、北陸方面へ向かう旅行客らに親しまれていた立ち食いそば店が閉店した。利用者減や駅弁販売の強化などに伴う店舗の整理・統合が理由で、出店していた駅弁製造・販売の「井筒屋」(米原市)には問い合わせや閉店を惜しむ声が寄せられているという。 金沢行きの特急「しらさぎ」などが発車する在来線5・6番ホームで長年、立ち食いそば・うどん、駅弁を販売。新幹線で米原に着いて「しらさぎ」に乗り換える客、青春18きっぷで北陸線に乗り換える鉄道ファンらが利用し、多いときには1日100食ほどの売り上げがあった。寒い時期には湯気が上がるそばで温まるのが旅の楽しみのひとつとされ、JRグループが発売する「青春18きっぷ」の平成7年春の宣伝ポスターの撮影地になるほど、知る人ぞ知る存在だった。 ところが旅の食の多様化、駅構内へのコンビニ進出、とくに同駅にとっては27年、北陸新幹線が金沢まで延伸され、東京か