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オーディオファン向けの防音工事を数多く手掛けるアコースティックラボによる試聴会「第32回 Acoustic A... オーディオファン向けの防音工事を数多く手掛けるアコースティックラボによる試聴会「第32回 Acoustic Audio Forum」が開催された。「低音の響きのコントロールが、オーディオの質を左右する」をメインテーマに開催された同イベントは、いったいどんな内容だったのか? 編集部記者がレポートする。 ■オーディオ機器を活かすも殺すも部屋次第 オーディオ趣味における音質を左右する要素はなんだろうか。一般的に考えれば、それはプレーヤーやアンプ、スピーカーといった機器だったり、ケーブルやインシュレーターなどのアクセサリー類といえるだろう。しかし、それらに加えて重要な要素がある。それが「部屋の響き」だ。 室内で音を出した際には、その直接音だけでなく、壁や床、天井などで反射した間接音も含めて我々は聴くことになる。ということはつまり、その“音の反射の仕方”が音質に影響を与えるということ。 例えば、ハイ