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び、ビミョー……。途中までは良作の香りがして、物語が着地点に向かって火が付くのをそわそわと待ってい... び、ビミョー……。途中までは良作の香りがして、物語が着地点に向かって火が付くのをそわそわと待っていたけれど、香りはクライマックスに近づく頃には掻き消えていて、導火線が湿気たまま終わってしまった。 昭和の舞台設定、風俗や生活様式がよく書かれていて空気感はよい。実在の事件や出来事、美術品や音楽といったカルチャーへの言及が時代性を表しているのもまたよい。鹿鳴館がモデルの館を舞台にしたロケーションもグー。ビジュアルの油絵風の塗りや音楽も悪くない。真意のわからない当主と緩やかに囚われた令嬢、密かに行われる謎の儀式という館ものの王道もよい。そして、出会うことで運命が変わる女女の情愛、愛憎があるのは確かだ。男性の専制的な支配を破って逆捩を食わす、ウーマンリブ・フェミニズムの精神も、いろいろ目をつぶれば熱かった。 それ以外は、ほとんどよい印象がない。主人の周、庭師の宗助、秘書の灯里といった、意味深な登場人