大量発生したダンゴムシをバーナーで焼こうとして火災になり廃業した温泉跡地→「当時も殺虫剤はあっただろうになぜ…」

大量発生したダンゴムシをバーナーで焼こうとして火災になり廃業した温泉跡地→「当時も殺虫剤はあっただろうになぜ…」

1908（明治41）年11月に漁師により温泉が発見され、道庁から使用許可を受け渡辺温泉として創業。 1913（...概要を表示 1908（明治41）年11月に漁師により温泉が発見され、道庁から使用許可を受け渡辺温泉として創業。 1913（大正2）年に堀川亀太郎に譲渡され堀川温泉と称する。1917（大正6）年に堀川亀五郎が継承。戦中は軍の保養関係施設としても使用されたという。 1974（昭和49）年に、ダンゴ虫発生時にバーナーで駆除した際に建物に引火し火災となり、閉業に追い込まれた。 2階建ての建物が現存し、窓ガラスがなくなり壁が剥落し非常に朽ちた状態となっている。2階には浴室跡が残っている。 また離れのボイラー室やトイレ跡、駐車場や公園の跡などが周囲で木々に埋もれている。1960年代のダットサン・ブルーバードワゴンの廃車も見られる。 ホテル万景付近から道があったが、アプローチ路は完全に廃道になっており、またヒグマの出没地帯であるため相応の経験と準備なしには近付くことができない。なお、ホテル万景も既に閉業している。