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宗教学者による教科書論である。 教科書の中の宗教――この奇妙な実態 (岩波新書) 作者: 藤原聖子出版社/... 宗教学者による教科書論である。 教科書の中の宗教――この奇妙な実態 (岩波新書) 作者: 藤原聖子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/06/22メディア: 新書購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (17件) を見る本書によれば、現行の高校公民科「倫理」の教科書は、「宗教に関する記述が中立的・客観的」ではなく「政教分離の原則を踏み越えて」おり、「宗教心の注入だけでなく、特定の宗教に関する不用意な価値判断、偏見・差別が随所にみられる」という。 大学で比較宗教学を講じる宗教学者が、なぜ教科書問題に取り組んだか。 著者によれば二つのきっかけがあった。第一は「世界の公教育で宗教はどのように教えられているか――学校教科書の比較研究」というテーマの共同研究に参加したことであり、その成果は『世界の宗教教科書』(大正大学出版会)や著者による『世界の教科書でよむ〈宗教〉』(ちくま
2011/10/27 リンク