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「和歌」と聞くと、どことなく自分と縁遠い存在だと感じてしまう人もいるかもしれません。 【漫画】床上... 「和歌」と聞くと、どことなく自分と縁遠い存在だと感じてしまう人もいるかもしれません。 【漫画】床上手な江戸・吉原の遊女たち…精力増強のために食べていた「意外なモノ」 しかし、和歌はミュージカルにおける歌のような存在。何度か読み、うたってみて、和歌を「体に染み込ませ」ていくと、それまで無味乾燥だと感じていた古典文学が、彩り豊かなキラキラとした世界に変わりうる……能楽師の安田登氏はそんなふうに言います。 安田氏の新著『「うた」で読む日本のすごい古典』から、そんな「和歌のマジック」についてご紹介していきます(第20回)。 前回の記事【「中国の古典」と「日本の古典」のなかで、「神聖な立場」を与えられた「意外な動物」をご存知ですか?】までは、「枕詞」という和歌の技法が持つ力について見てきましたが、以下でもさらにその凄さを体感してもらいましょう。 * さて、日本の枕詞に戻りましょう。またまた折口信夫で