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シンゴジラを観てて、終盤に登場したアメノハバキリに思わず反応してしまった。 ちょうど火怨 北の燿星... シンゴジラを観てて、終盤に登場したアメノハバキリに思わず反応してしまった。 ちょうど火怨 北の燿星アテルイを読んでいて、同じ単語が出てきていたからだ。 「アラハバキの神とはなんでござりまする」 阿弖流為は思い切って質した。幼い頃より馴染みの深い神ではあるが、なぜ拝まなければならないのか、実はよく知らない。 「蝦夷とて拝んでおるじゃろうに」 二風は面白そうに笑ったあと、 「須佐之男命の名を存じておるか?」 真面目な顔で訊ねた。阿弖流為は首を傾けた。母礼も知らないらしかった。 「陸奥とはあまり縁のなき神。むしろ蝦夷にとっては敵に当たる。出雲に暮らしていた蝦夷の祖先を滅ぼした神じゃ。その須佐之男命が出雲の民より神剣を奪った。草薙の剣と申してな・・・別名をアメノハバキリの剣と言う」 「ハバリキの剣」 阿弖流為と母礼は顔を見合わせた。 「鉄で作った刀のことじゃ。それまで朝廷の祖先らは鉄の刀を拵える技
2016/08/13 リンク