宮台真司の『FAKE』評：「社会も愛もそもそも不可能であること」に照準する映画が目立つ

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santo “＜世界＞はそもそもデタラメで、＜社会＞の秩序は一瞬の夢の如き奇蹟なのだ、という感覚を忘れないこと。” そもそも「世界は残酷だ」という認識の人の方が、善をなすのは自己の意思しかないと覚悟している。

2020/02/29 リンク

ebmgsd1235 宮台さんらしく二項対立を鮮やかにパラフレーズしてチャート化していますが彼の主知的な姿勢はヒステリー的主体であることに自覚的（敢て＝主意化）なのでエキサイティングです。「不可能性と＜なりすまし＞の説話」

2016/08/21 リンク

aniram-czech 後編の『カルテル・ランド』編も楽しみ。"社会は本来輝かしいものであり得るのに、悪として名指し得る原因があって、そのせいでクソになっているというのではない。社会は社会であるだけでそもそもクソなのである"

2016/07/11 リンク

bronson69 この記事はしっくりきた。「嘘かどうか」はどちらでもよい、むしろ決定しない方が豊かな空間になると感じた。意味のない（けれどほほえましい）口太鼓や豆乳や猫やケーキ、それと虚実とが等価である豊かな空間。

2016/07/11 リンク

yojik “「政治が悪いからクソだ」とか「社会的に恵まれない人がこんなにいるからクソだ」ということではなく、「そもそも社会はすべてクソなのだ」と”

2016/05/12 リンク

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宮台真司の『FAKE』評：「社会も愛もそもそも不可能であること」に照準する映画が目立つ

可能性の説話論／不可能性の説話論この1年ほど、映画批評の連載でテーマにしてきたことがあります。岩... 可能性の説話論／不可能性の説話論この1年ほど、映画批評の連載でテーマにしてきたことがあります。岩井俊二監督最新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』（3月公開）のパンフレットにも詳述しましたが、近年の映画において、「社会はクソである」というモチーフが前面に出てきています。「政治が悪いからクソだ」とか「社会的に恵まれない人がこんなにいるからクソだ」ということではなく、「そもそも社会はすべてクソなのだ」と。国籍も年代も問わず、映画監督がそのモチーフをどう表現するのか、ということがポイントになっています。別の言い方をしましょう。映画や小説などの表現には二つの対照的なフレームがあります。第一は、本来は社会も愛も完全であり得るのに、何かが邪魔をしているので不完全になっているとするフレーム。不全をもたらす障害や悪の除去が説話論的な焦点になります。第二は、本来は社会も愛も不可能なのに、何かが働いて、

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yuiseki2021/11/19
tyeruru2020/11/28
santo2020/02/29
fm3152020/02/28
kabukisan2017/11/19
poohmobil2016/08/21
ebmgsd12352016/08/21
brightsegment2016/08/16
aniram-czech2016/07/11
bronson692016/07/11
fahrenheitize2016/07/06
goldhead2016/06/10
stockmark2016/06/05
yojik2016/05/12
minesweeper962016/05/12
shiraber2016/05/11
k-noto32016/05/09
AKIYOSHI2016/05/09

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