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薬を飲んで病気が治ると、反射的に「薬が効いた」と思うだろう。しかし、内科医の名取宏さんは「『使っ... 薬を飲んで病気が治ると、反射的に「薬が効いた」と思うだろう。しかし、内科医の名取宏さんは「『使った』『治った』『効いた』という前後関係だけで因果関係があると決めつけることを『三た論法』というが、とても非科学的な考え方で、さまざまな弊害があるので気をつけてほしい」という――。 「雨乞い」が必ず雨を降らせる理由 昔の人は干ばつが起こると、雨が降るまでずっと火を焚いたり太鼓を叩いたりして祈る「雨乞いの儀式」を続けたとされています。結果として「雨乞いの儀式をした」あとに「雨が降った」ので「雨乞いが効いた」ということになるわけです。現代人からみると単なる迷信ですが、ある出来事(雨乞いの儀式)が起きたあとに別の出来事(雨が降ったこと)が起きたとき、単なる前後関係なのに、因果関係があると考えてしまうのは人間がよく陥る心理的な間違いの一つです。 昔は医学においても同様の間違いが多々ありました。例えば、19
2024/12/25 リンク