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千葉県流山市の自宅で引きこもり生活を18年間続けた41歳の男は、2020年大みそかの夜、母=当時... 千葉県流山市の自宅で引きこもり生活を18年間続けた41歳の男は、2020年大みそかの夜、母=当時(72)=と姉=当時(42)=を殺害した。法廷では終始淡々とした様子で、マスク越しでも分かるほど表情を一切変えず、どこか人ごとで諦めにも似た無気力さを漂わせた。男が凶行に至った原因は何か。千葉地裁で1月28日まで開かれた計4回の公判証言から浮かび上がったのは「安定した低空飛行だった引きこもり生活をつぶされた」という理由だった。(共同通信=広根結樹) ▽「昔から小ばかにされていた」 男は姉と妹の3人きょうだいで、両親に育てられた。母は子育てを機に編集関係の勤め先を辞め、在宅で校閲の仕事を始めた。デザインの仕事をする姉は同僚と婚約し公私とも充実。明るく社交的で、言いたいことをはっきり言う性格だった。 一方、男は幼少期から周囲との違和感を抱いていた。母と姉についても、昔から小ばかにされ、否定されたと話
2022/02/09 リンク