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昨年の元日夜、50代の男は行きつけの居酒屋でおせちやシャンパンを満喫していた。3時間ほど飲み食い... 昨年の元日夜、50代の男は行きつけの居酒屋でおせちやシャンパンを満喫していた。3時間ほど飲み食いし、会計に進んだ。「2万円になります」。男はいつものように電子決済サービスを利用。代金をスマートフォンに入力し、画面を店主に見せた。決済完了を示す電子音が鳴り響く。 まさにこの瞬間、詐欺罪が成立していた。男のスマホに映っていたのは「1900」の数字。飲食代をごまかして決済していた。 男が犯罪に手を染めたのは店が電子決済を導入した2、3年前。「バレたらやめればいいと思った」。店主が電子機器に不慣れなことを利用した男は、犯行を重ねた。検察側の冒頭陳述によると、公訴事実以外にも少なくとも150万円以上の支払いを免れていた。 男は電子決済不正とは別に店にツケもしていた。店主からたびたび催促されても、なにかと理由をつけて先延ばしに。店主からの信用は完全に失われていた。 「(払わないなら)もう表でやりましょ
2023/10/04 リンク