黒死病でも活躍、「ワインの窓」がますます広がる、フィレンツェ

黒死病でも活躍、「ワインの窓」がますます広がる、フィレンツェ

ボルゴ・デリ・アルビツィ宮の建物正面にある「ワインの窓」。イタリアの都市フィレンツェでは、ワイン...概要を表示 ボルゴ・デリ・アルビツィ宮の建物正面にある「ワインの窓」。イタリアの都市フィレンツェでは、ワインの窓の人気が高まっている。（Photograph by Andrea Bonfanti / Alamy Stock Photo） イタリア中部の都市フィレンツェの石畳の道を散策すると、このロマンチックなルネサンスの街の美しさや歴史にたちどころに魅了され、あらゆるものに心を奪われる。サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の荘厳なたたずまい。ミケランジェロ作の見事なダビデ像。アルノ川にかかる、絵のように美しいベッキオ橋。そして、キャンティ・クラシコやティニャネロなど、トスカーナのビンテージワインが提供される、建物の壁に開けられた趣のある小さな穴「ワインの窓」（buchette del vino、「ワインの小さな穴」の意）だ。（参考記事：「ルネサンスの奇跡 フィレンツェ「花の大聖堂」」） 「ワインの窓