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ユーラシア404。ユーラシア大陸から404㎞ 閉店は、眼下を走る札幌行きの最終電車が通り過ぎた時。... ユーラシア404。ユーラシア大陸から404㎞ 閉店は、眼下を走る札幌行きの最終電車が通り過ぎた時。 通された部屋には、椅子もテーブルもなく まず真っ先に目に入ったのは、日本海。 柱のない前面ガラス張りの景色と、それを真正面に捉えた壁。 毛足の恐ろしく長い絨毯に、壁に寄りかかるための大きなクッション。 二人の間には、絨毯に置かれただけのテーブル。 たった数席。 照明は何もなく、日本海に沈んでいく太陽とキャンドルの灯火だけ。 ここでは、見えていたものは日本海だけで、当時まだ‘彼’であった主人とは たぶん何にも話さなかったと思う。 思い出そうとしても、ただぼんやりとした、おぼろげな夢のようで。 でも静かな感動だけは思い出します。 今年の夏、主人の仕事の関係もあり、北海道に旅行をすることに。 そこで、何年か前訪れた、小樽にある‘ユーラシア404’にどうしてもまた行きたくて。 でもここ、今はもうない