エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
翌日、事前にグランツと約束した待ち合わせまで出向く。 王都の外れ、街道馬車の停留所だ。そこにはすで... 翌日、事前にグランツと約束した待ち合わせまで出向く。 王都の外れ、街道馬車の停留所だ。そこにはすでにグランツとアニーが待っていた。二人にぺこりとお辞儀をして挨拶をする。 「よう、来てくれたか。助かるよ」 「お久しぶりね。元気だった?依頼を受けてくれてありがとう」 「はい」 と短く答え、柔らかく笑う。 目的の反りにはあわない、あわないが、仮初とはいえ仲間と何かをする、というのはなにか心が暖かくなるものを感じるクロウだった。 「他の連中ももうすぐ来るはずだ。4人だな。合計7人で護衛を請け負うことになってる。俺達が一番乗りだな」 グランツが言うと、アニーがやや不満そうに返した。 「1つの鐘がなったら集合って話じゃないの!もうとっくになってるわよ。護衛の打ち合わせや段取り!依頼主が来る前に話し合っておこうって話だったのに、ふざけてるのかしら。こんなことなら、前もってはなしておくべきだったわね」 1