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個人と集団は常にすれ違う──新たな『モノノ怪』──17年ぶりの『モノノ怪』です。今作で、「大奥」を舞台... 個人と集団は常にすれ違う──新たな『モノノ怪』──17年ぶりの『モノノ怪』です。今作で、「大奥」を舞台に設定した理由をうかがえますか? 中村健治 初期の企画会議の段階で、自分が出したアイデアのひとつが大奥でした。 最初に公開したビジュアルのような、薬売りが大広間で女中たちに囲まれているレイアウトをホワイトボードにその場で描いて見せたところ、すごく好評だったのでそのままメインの舞台になったんです。 ──そのテーマが「合成の誤謬」というものだとうかがいました。 中村健治 ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、「合成の誤謬」は元々は経済用語で、個人の利益と集団の利益が食い違うことを言います。 たとえば現代でも、不況の時、個人は出費を抑えるのが合理的ですが、社会全体としては出費が抑えられてしまうとより不況が進行してしまうので実はみんなが沢山出費するのが合理的です。そうやって個人と集団の正解は常に
2024/07/21 リンク