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近頃では、毎週のように新製品が発売されているヘッドホン。ハイレゾ音源なども盛り上がってきており、... 近頃では、毎週のように新製品が発売されているヘッドホン。ハイレゾ音源なども盛り上がってきており、これまで以上に便利に、そして手軽に高音質が楽しめる環境が整備される追い風も手伝って、ヘッドホン市場は盛り上がりを見せている。その一方で、多くのメーカーが乱立する成熟市場となっているのもまた事実。そうした状況の中、あえてそこに本格的な参入を始める国内メーカーがある。それが日立マクセルだ。 ヘッドホンに詳しい人なら、日立マクセルはこれまでもヘッドホンを出していたはず、とすぐに思い至るだろう。もちろん、カセットテープやCD、MDやDATといった音の記録媒体ブランドとしての歴史も深い、同社ならではのノウハウが随所に感じられる製品が今も販売されている。ただ実際には、ヘッドホン最大のボリュームゾーンである、5000円以下の価格帯にモデルを集中していることもあり、今回登場するミドルクラス以上の製品投入を持って