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地元産高梁と、長江支流である赤水河の水を用いる。高温多湿な気候を利用しつつ、原料の蒸しと発酵、蒸... 地元産高梁と、長江支流である赤水河の水を用いる。高温多湿な気候を利用しつつ、原料の蒸しと発酵、蒸留を繰り返す「九蒸八酵七取酒」により造った酒を3年以上寝かせ、調整・配合を経て再び寝かせる。全工程は5年近くかかる[1]。ワインなどのように古酒もある。 こうした製法は400年以上続けられている[1]。茅台酒の生産が始まったのは清代中頃からで、嘉慶・道光年間には20余家が茅台酒を造り、原料として2万石以上の高梁が使われるとの記録が残る(『遵義府史』)が、太平天国の乱によって古くからの酒蔵は破壊された。 この酒は1915年に開催されたサンフランシスコ万国博覧会で金賞を受賞。田中角栄訪中時の宴席など、国家的政治イベントや外国の賓客を招いたパーティーなどでは必ず供され、事実上の「国酒」扱いをされてきたが、貴州茅台酒が2001年から2019年までの間に「国酒」の商標登録を9回申請した際にはすべて却下され
2010/08/30 リンク