注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
密集した高層アパートに微かに覗く”空”からカメラが下降していくと、地上に満島ひかりが佇んでいる。何... 密集した高層アパートに微かに覗く”空”からカメラが下降していくと、地上に満島ひかりが佇んでいる。何やら神話めいたポーズ*1で、どこか郷愁を湛えながら天を仰ぐその姿に、”天使”的なニュアンスを嗅ぎ取ってしまうのは容易い。しかし、彼女は天に帰還することはなく、何かを決意したように、地上でステップを刻み始める。複雑にこんがらがったこのラビリンス”迷宮”で。 MONDO GROSSOの14年ぶりの新曲「ラビリンス」のミュージックビデオだ。振付を監修したのはジリアン・メイヤーズ。その冠には「あの『ラ・ラ・ランド』に出演した」とあるので、音楽とモーションが寸分の狂いなく連動したミュージカル的なダンスを思い浮かべるのだけども、その予想はいい意味で覆されてしまう。満島ひかりは楽曲のリズムに支配されない。ループし続ける音符の隙間をくぐり抜けるように自由なテンポで舞う。それは、何からも束縛されないダンスだ。更
2017/06/10 リンク