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Vol.85-2 本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテ... Vol.85-2 本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、「巻き取り式ディスプレイ」。先日、有機ELの本領発揮ともいうべき同機構をシャープが実現した。 シャープやLGがテレビのような大型ディスプレイで「巻き取り式」をアピールする主な理由としては、液晶ディスプレイとの差別化という目的が挙げられる。 現在の液晶ディスプレイは、簡単に言うと4つのパーツで成り立っている。光を出す「バックライト」、光が出るか出ないかを決める「液晶」、液晶を通って来た光に色をつける「カラーフィルター」、そして、液晶のオンオフをコントロールする「TFT層」だ。薄く見える液晶であっても、これらを積み重ねて作るため、「ゆるやかに曲げる」ことはできるが「大きく曲げる」ことは難しい。 これに対して、有機ELを構成するパーツは「有機EL発光体」と「TFT層」くらいしかない。
2019/12/02 リンク