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豪ロイヤルメルボルン工科(RMIT)大学の研究チームが、リチウムイオン電池などの二次電池技術に代わる... 豪ロイヤルメルボルン工科(RMIT)大学の研究チームが、リチウムイオン電池などの二次電池技術に代わる、プロトン電池を開発した。すでに、同技術に関して国際特許を取得しており、安全で手頃な価格の環境に優しいエネルギー貯蔵技術を提供できるとしている。 国際合意されている2030年までの温室効果ガス削減目標達成には、世界の再生可能エネルギーシステムへの移行が不可欠であるため、低コストで環境負荷の少ない蓄電システム開発が必要とされる。 今回開発したプロトン電池は、水電解と燃料電池反応が同一のセルで生じる可逆セルと、水素貯蔵電極を組み合わせたシステムだ。充電時には、水は酸素ガスと水素イオンに分解され、水素イオンは水素側の炭素電極に貯蔵される。放電時には、燃料電池のように働き、炭素電極から水素イオンが酸素極に移動して酸素ガスと反応し電気と水を生成する。燃料電池と異なり、高圧下で水素ガスを貯蔵し、再び水素
2023/08/23 リンク