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木材と文明 ヨーロッパは木材の文明だった。 著者:ヨアヒム・ラートカウ 出版社:築地書館 ジャンル:... 木材と文明 ヨーロッパは木材の文明だった。 著者:ヨアヒム・ラートカウ 出版社:築地書館 ジャンル:技術・工学・農学 木材と文明 [著]ヨアヒム・ラートカウ 木材や森林のことというと、読む前から何が書いてあるのか、なんとなく想像をつけてしまう。緑豊かに茂る葉や腐葉土の役割。多様な生物。木材加工の伝統技術。もしくは熱帯雨林の乱伐や酸性雨による枯死。針葉樹林を大量に植栽する弊害。人手不足で荒れゆく山林。森林浴。どのトピックスも繰り返しメディアに登場する。私たちは余程森と樹木が好きなのだろう。 いまさら何をという気持ちで本書を開いて反省。先史時代から現代にわたりヨーロッパ、主にドイツ圏で、人々が森とどう付き合い、木材を利用してきたのか。歴史学者が開帳する人々の営みは、驚かされるものばかりだ。 とりわけ中世から近世ヨーロッパの森を大きく左右した三つの営み、造船、放牧、そして狩猟。戦争や貿易に向かう