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GPIFと日銀を合わせた公的マネーが、ETFの購入を通して、東証一部上場企業の4社に1社の実質的な筆頭株... GPIFと日銀を合わせた公的マネーが、ETFの購入を通して、東証一部上場企業の4社に1社の実質的な筆頭株主になっているとのこと。まぁ、それはそうでしょう、あれだけ買っていれば。東証一部全体の7%強、約40兆円のETFや個別株をGPIFと日銀は保有しています。 潜在的な問題点は二点あって、ひとつは公的マネーの投資はパッシブな投資、要はモノを云わない株主なので、上場企業の経営に対する牽制、コーポレートガバナンスがうまく機能しないのではないか、との指摘です。これは確かに問題ですが、実はこれは公的マネーの問題以前に、インデックス投資が増えていることに潜む問題であり、日本に限らず世界的な問題です。アメリカは公的マネーによる株式購入はないと云いますが、日本以上にインデックス投資化は進んでおり、この問題をどう解決していくのかは、中々興味の尽きないところです。 もうひとつの潜在的問題は、出口はどうするのか
2016/08/30 リンク