エントリーの編集

エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
文藝春秋から刊行されている『がん治療革命「副作用のない抗がん剤」』(奥野修司 著) が、非常に多くの... 文藝春秋から刊行されている『がん治療革命「副作用のない抗がん剤」』(奥野修司 著) が、非常に多くの人に読まれているようです。オビには、「末期なのになぜこんなに元気」「ノーベル賞候補」「希望の治療法」と、聞こえの良いフレーズが並んでいます。前田浩氏(熊本大学名誉教授・崇城大学 DDS研究所特任教授)という人物が開発した「P-THP」という治療薬(未承認薬)の PR本のようですが、多くの方から質問を受けるので、私なりの感想をこの場で述べてみようかと思います。 まずは、この本を読んだ率直な感想として評価できる点は、医学記述が概ね正確であり、専門的事項が比較的わかりやすく表現されていること。参考文献が無難だったのでしょう。しかし、問題に感じたのは全編にわたって抗がん剤を悪とみなす強いイデオロギーが前提となっていること。そして、統計学的、臨床的思考が不足していること。 この本に登場する「P-THP