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昨年末、三洋電機を子会社化したパナソニックは8日、三洋が得意とする太陽光発電など環境エネルギー関... 昨年末、三洋電機を子会社化したパナソニックは8日、三洋が得意とする太陽光発電など環境エネルギー関連事業をさらに強化し、「環境革新企業」を目指すとする2010年度の経営方針を発表した。三洋が手掛ける太陽電池の生産能力を、15年度に現在の4・4倍まで引き上げ、世界シェアを現在の11位から3位以内とする。創業100周年の18年には環境エネルギー関連事業が、全体の売上高の3割に相当する3兆円以上となることを目標とする。 大坪文雄社長は「業界トップクラスの技術力を生かし、太陽電池の生産能力を大きく高めたい」と述べ、15年度までに1000億円を投じる考えを示した。エコカー向けなどのリチウムイオン電池事業は、15年度に09年度比3倍超の売上高1兆円以上を目標とし、世界シェア40%以上(現在は35%)を狙う。 薄型テレビは09年度の1550万台から、10年度に2000万台、12年度以降は3000万台への増