記者の目:橋下市長のエネルギー戦略会議＝茶谷亮－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)

記者の目:橋下市長のエネルギー戦略会議＝茶谷亮－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)

◇「原発ゼロ」自治体の役割示せ 今月９日に開かれた大阪府市エネルギー戦略会議で、橋下徹大阪市長は「...概要を表示 ◇「原発ゼロ」自治体の役割示せ 今月９日に開かれた大阪府市エネルギー戦略会議で、橋下徹大阪市長は「２０３０年に原発ゼロを目指す」と表明した。戦略会議は、東京電力福島第１原発事故後の中長期エネルギー政策を検討する橋下市長の肝煎りでスタートした。そこでの議論を経て、関西圏が原発に依存してきた中での脱原発宣言である。将来の原発比率をめぐって揺れ続ける政府への挑戦と言ってもいい。だが、壮大な構想を実現する道筋はまだ見えない。「絵に描いた餅」に終わらせないために、大阪府・市がどう貢献し、どう行動するのか。橋下市長は自治体としての先進的な施策と工程表をまず示すべきだ。 ◇「実現不可能ではない」と言うが… ６月２７日の関西電力の株主総会。橋下市長は自ら会場に乗り込み、「関電はこのままではつぶれる。将来のリスクへの説明が不十分だ」と、原発を運転し続ける経営上の危険性を激しい口調で指摘した。筆頭株主の立場と

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