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北九州市戸畑区出身の詩人、宗左近さん(1919~2006年)の功績を顕彰する動きが同区を中心に広... 北九州市戸畑区出身の詩人、宗左近さん(1919~2006年)の功績を顕彰する動きが同区を中心に広がっている。新しく整備された戸畑図書館(戸畑区新池)には記念室が新設され、市民有志によって文学碑も製作された。詩や美術評論など100冊以上の著作を残し、戦争犠牲者や死者への祈りをうたい続けた詩人をふるさとで語り継ごうという取り組みだ。 80年の歴史を持つ旧戸畑区役所庁舎を改修して整備された戸畑図書館が28日、オープンした。1階に設けられた宗左近記念室には、詩を書いたパネルや、遺族から提供された直筆原稿、日誌、愛用の着物など約40点が並び、訪れた市民が興味深そうに見入った。 また、市立美術館本館(同区西鞘ヶ谷町)でも同日、同区の中小企業オーナーが中心になって結成した「宗左近ファンクラブ」製作の文学碑の除幕式が行われた。代表の自見栄祐さん(72)は「まさに、『知の巨人』という人。様々な分野で大きな業