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橋下大阪市長周辺の議論の理解を深めるために、大阪市立大学の砂原庸介氏の「大阪―大都市は国家を超える... 橋下大阪市長周辺の議論の理解を深めるために、大阪市立大学の砂原庸介氏の「大阪―大都市は国家を超えるか」を拝読した。 何かと話題の「大阪」と言う地方自治体を分析しており、一読する価値のある本だとは思うのだが、サブタイトルに該当する内容が本文に見当たらない部分以外にも、幾つか違和感が残る部分があるので述べてみたい。 1. 大都市の地方自治のあり方にある問題 大阪に限らず大都市の地方自治のあり方がテーマで、戦前の三大都市特例や三等級選挙制度などから説明される政治史と、大阪の抱えて来た政治的な問題についてまとめられている。議論が広範なので一言で説明するのは無理があるが、様々な行政課題を処理するのに、(1)国・府・市の間の税収と権限の配分と、(2)首長と議会と政党の関係が問題なようだ。大阪府と大阪市の二重行政問題は(1)に入ると思う。 2. 実行能力の向上と効率性の維持 地方自治体の行政機構の評価軸
2013/06/18 リンク