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見聞記 事の始まりは、子供に買い与えた神話と伝説の図鑑であった。内容は広く浅く、世界中の言い伝えを... 見聞記 事の始まりは、子供に買い与えた神話と伝説の図鑑であった。内容は広く浅く、世界中の言い伝えを関連の絵画を添えて説明する趣である。そのなかで私の目を引いたのは、北極圏のチュクチ民族と、その隣民族の神話が鞣したアザラシの皮に描かれた図版。マッチ棒のようなヒトと動物、自然神などがコチャコチャとシルエットで描かれている。興味をもって更に調べているうちに、この皮の絵はオックスフォード大学構内のピット・リヴァース博物館に常設展示されていることを知る。そしてこの夏、オックスフォードを訪れる機会があり、この絵を観に行った。 考古学的文化遺産と民俗学的工芸品を展示するピット・リヴァース博物館は1884年、英国将軍ピット・リヴァース*1が海外遠征から持ち帰った物や武器の研究の為に蒐集した物品を約2万点を大学に寄与したことから始まった。それ以来、多方面の人々からの寄与が続けられ、現在博物館が擁する物品は5