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ソフトバンク、フルセグ/フルHDスマホ「AQUOS PHONE Xx」
付属ホルダでアンテナ接続。地デジ保護の新方式採用
(2013/5/7 15:15)
ソフトバンクモバイルは、地上デジタル放送の12セグ放送(フルセグ)に対応したシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE Xx 206SH」を6月下旬より発売する。OSはAndroid 4.2。カラーはラスターホワイト、ブルー、ブラック。
スマートフォンとして業界初(同時発表のARROWS A 202Fも)というフルセグ対応のスマートフォン。ディスプレイは5型/1,920×1,080ドットのフルHD解像度の「S-CG Silicon液晶」でフルセグの映像を高精細に体験できる。映像エンジンは新開発の「映像リアリティエンジン」。また、高音質LSIを搭載し、臨場感ある音声で映像やゲームなどを楽しめるという。Dolby Mobile v3も搭載する。
放送視聴だけでなく、録画にも対応。フルセグ視聴時はMPEG-2 TSで元の解像度のまま録画できる。EPGからの予約録画も行なえる。なお、解像度や録画形式の変更はできない。地デジアンテナは本体内に内蔵しているが、同梱の卓上ホルダにセットし、アンテナ線を有線で接続することで安定した地デジ受信が可能となる。テレビアンテナ入力用のmicroUSB変換ケーブルを同梱する。ワンセグにも対応し、ワンセグ録画も可能。受信状況に応じた、フルセグ/ワンセグの自動切り替えにも対応する。
地デジのコンテンツ権利保護については、B-CASカードを用いない新しいソフトウェア方式(コンテンツ権利保護専用方式)を採用している。
Miracastにも対応し、206SHのテレビ画面やアプリの画面を、対応テレビなどにワイヤレスで出力可能。DLNA/DTCP-IP連携のスマートファミリンクもサポートする。さらに、MHLにも対応し、別売ケーブル経由で対応テレビに接続すると、206SHを充電しながら映像などをテレビに表示することもできる。
メインカメラには有効画素数1,310万画素のCMOSを採用。F値1.9の明るいレンズを採用し、高速なシャッター速度での撮影に対応するほか、感度アップによるノイズの増加を抑制。最大16倍のデジタルズームを装備する。CPUは、1.7GHzのクアッドコア「APQ8064」。SoftBank 4Gに対応し、下り最大76Mbpsの通信に対応する。サブカメラは207万画素CMOS、メモリはROM 32GB、RAM 2GB。
2つのアプリを同時に楽しめ、データ連携も可能な「アナザービュー」を搭載。フルセグ画面を見ながらメールやウェブサイトの閲覧もできる。また、アルバムの写真をFacebookへ投稿するなど、一方のアプリからテキストや画像などの情報をドラッグ&ドロップでもう一方のアプリへ連携できる。
IPX5/IPX7相当の防水に対応。電池容量は3,080mAhで、「二日間超」利用できるとする。miroSDカードスロットを装備し、最大64GBのmicroSDXCに対応する。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac(Draft)、Bluetooth Ver.4.0に準拠。赤外線通信機能やおサイフケータイ機能も備えている。外形寸法/重量は未定。