「オーバーマン キングゲイナー」が'13年3月BD化

オーバーマン キングゲイナー BDメモリアルBOX ※ジャケットとは異なります (c)SUNRISE･BV

　バンダイビジュアルは、2002年9月からWOWOWで放送されたアニメ「オーバーマン キングゲイナー」をBD-BOX化。「オーバーマン キングゲイナー BDメモリアルBOX」として、2013年3月22日に発売する。価格は36,750円。

　さらに、ガンダムSEEDシリーズ初のOVAとして、2006年に制作された「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-」も、2013年3月22日にBD化。価格は、初回限定版が6,300円、通常版が5,250円。

■オーバーマン キングゲイナー

　片面2層ディスク5枚、片面1層×1枚の6枚組で、全26話を収録。富野由悠季監修の元、2007年に制作された5.1ch音声やオリジナルステレオ音源、既発のDVDに収録された全ての映像特典を網羅している。

　特典映像は、「富野由悠季監督最新作『キングゲイナー』のできるまで」(2002年7月6日放送)、ノンクレジットOP&ED、PV集など。さらに、封入特典として、企画時の資料や版権イラストなどを厳選して収録した「キングゲイナーアーカイブス」(32P)、ライナーノート(16ページ)なども同梱。BOXには、キャラクターデザインの吉田健一、インナージャケットは安田朗、西村キヌ、中田栄治らによる描きおろしイラストがつかわれる。

　原作・総監督・富野由悠季のもとに、吉田健一(交響詩篇エウレカセブン)、安田朗(コードギアス 反逆のルルーシュ)、西村キヌ(ストリート・ファイターIIシリーズ)、大河内一楼(コードギアス 反逆のルルーシュ)、田中公平(トップをねらえ!)、山根公利(機動戦士ガンダムSEED)、中田栄治(機動戦士ガンダムUC)などのクリエイターが集結して生み出された作品。

　……この時代、人類は新たな文明を構築していた。破壊された環境を取り戻すため、本来、人類が生活するには厳しい土地にドームポリスを建設し、その中で生活が営まれている。しかし時は過ぎ、地球の環境が改善されると人間は本来いた土地で生きるべきだという考えが生まれ、ドームポリス脱出(エクソダス)が各地で行なわれるようになった。しかしエクソダスは犯罪の一つとして取り締まられるようになり、その結果、大規模なエクソダスを成功させた者は皆無であった。そんな時代が、この物語の舞台である……。

■機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER- ※ジャケットとは異なります (c)創通・サンライズ

　テレビアニメシリーズ「機動戦士ガンダムSEED」の世界観を踏襲しながら、新たな登場人物やモビルスーツが登場する45分の新作OVAとして2006年に制作された。SEEDシリーズのメインスタッフが手掛けている。

　BDの初回版、通常版のどちらにも特典としてノンテロップエンディング、PV集を収録。特製ブックレットも付属する。さらに初回版には、プロモーション映像「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY -RED FRAME & BLUE FRAME-｣(11分)と、オーディオコメンタリも収録する。

　警報アナウンスが響き渡り、地球は未曽有の悲劇に見舞われた……。C.E.73。ザフトによるユニウスセブン落下の衝撃波は、都市を打ち砕き、津波が逃げ惑う人々を呑み込み、地球に深い傷跡を残していった。

　恐怖と混乱の最中、一体のモビルスーツが打ち上げの時を控え静かに空を見上げている。純白の機体『スターゲイザー』と共に星の世界を想うDSSDモビルスーツ開発チーム所属のセレーネ・マクグリフ。そしてまた一人、星の見えない黒煙の空を冷たい眼差しで見上げる地球連合軍ファントムペイン所属ストライクノワールのパイロット、スウェン・カル・バヤン。重ならない彼らの視線の先に、星はまだ見えない。