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約6,700円の波形編集ソフト「SOUND FORGE Audio Studio 12」
2017年10月17日 16:42
ソースネクストは、オーディオ波形編集ソフト「SOUND FORGE Audio Studio 12」を17日に発売した。ダウンロード版の価格は6,718円。対応OSはWindows 7/8.1/10で、32/64bit両対応。29日まで500本限定で、33%オフの4,480円で提供する。パッケージ版は12月1日より発売する。
プロの業界標準ツールとして25年使われている「Sound Forge」と同じエンジンを搭載しながら、より幅広いユーザーに向けて使いやすくした波形編集ソフト。カセットテープなどのアナログ音源のデジタル化や、プロ品質のオーディオ編集、マスタリングが行なえ、様々なファイル形式に変換できる。
最新バージョンの12では、64bit OSで従来より速く効率的な編集作業を実現。最高384kHz/32bitでアナログ音源を取り込める。ASIOドライバにも対応する。新機能は以下の通り。
- スライス編集
波形データをカットした後でも引き続き編集ができる - ソフトカット
編集時にクロスフェードを自動的に作成。調整も可能 - ノイズを目で見て修正(スペクトルクリーニング)
録音中に入ってしまった咳や鳥の声など、消したい雑音を目で確認しながら削除でき、不自然にならないよう自動で補う - 動画ファイルの音声のみ編集
動画ファイルを読み込んで、音声のみを編集可能。映像は元の画質のまま、動画ファイルとして書き出せる
SOUND FORGE Audio Studio 12の新機能
iZotopeのツール「Ozone 7 Elements」を新たに収録。ラジオやストリーミングのためにミックスを準備するのに最適で、豊かで大音量のマスターを作れるとする。また、オーディオレベルのピークメーターをリニューアルし、より正確にリアルタイムで確認できるようにした。音声をさまざまな角度から視覚化して表示する機能も追加している。
20種類以上のオーディオエフェクトとフィルターも搭載。雑音やヒスノイズを除去したり、コーラスやディレイなどのエフェクトを追加できる。
対応ファイル形式は、オーディオがAAC、AIFF、FLAC、MP3、MPEG、MUS、OGG Vorbis、RIFF 64、WAV、WMA。DSD/DSFは読み込みのみ対応となる。また、CD作成にも対応する。動画はASF、DV-AVI、DVCpro、HEVC、MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4/H.264、QuickTime MOV、WMV。